第6話 このアルバムを聴きなさい命令No.2
というわけで第6話です。押山行きまーす!で、 今日はモダンなシンガーソングライター(だと思う。)
Peter Broderickさんのhttp://www.itstartshear.com/を紹介します。
まず、初めにとにかくコレは素晴らしい作品です。アコースティック楽器を扱いながら、味のあるメロディと声がそっと側に寄り添うように耳に届いてきます。
またアレンジも素晴らしく、途中で入るエレクトロでリズミカルな曲が上手い具合にアルバム全体のスパイスとなって収録されている楽曲のレベルの高さとその絶妙な収録時間も相まって一気に聴けます。
かつ私が心を打たれたのはその声。曲を無理に引っ張るでもなく、むやみに感情的に唄うでもなく、聴いた後に感傷な気持ちになったり、暖かくなったりと、とてもよいです。
最近だと今年大ブレイクして、インディーファンがたまげたBon Iverに近い感覚を覚えますし、Bon Iverが好きな人は確実に気に入ります。
またSharron Van Ettenのファンの方にもお勧めです。
でこの作品、アマゾンのレビューにこう書かれていました。
「 全曲無料で歌詞を見ながらしっかり聴いてくれ、本当に気に入った人だけCD買ってくれたらイイサ 」と・・・言わんばかりの自信に満ちた作品。
才能豊かなクラシカル路線とアコースティックを絶妙にブレンドさせたハイブリッドな作品。
このレビュアーさんの言葉がこの作品を表しています。
そう、このアルバムPeter Broderickさんが長年暖めていた曲を出したものなんですがネットで全部無料で聴けます。でも聴いたら欲しくなること間違いなしです。
何故か、それはクオリティの高さにもあるのですが、インディー作品特有の(だからインディー界隈のアーティストが好きなんです。)音の一つ一つや作品に対して情熱や感情や愛情をこめて丹念に真摯に向き合って出来上がった音というのがもの凄く伝わるからです。
多分Bon Iverのようにブレイクはしなくともこのアルバムを気に入り、一生の音楽経験の宝になる人はたくさんいるのだろうなと感じさせる作品です。
素晴らしいのでまずは http://www.itstartshear.com/で聴いてみて下さい。
そこには素晴らしい音の世界が広がっています。
次は土日に脅威の中華ペダルをレビューします。凄いな中華。
がんばれ日本。
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