第5話“エレハモは伊達じゃない!”
「たかがこんな音色一つ、エレハモで変えてやる!」
(これも無理がありますね、ええ。)
というわけで、今日は名ギタリスト(個人的な)足下やペダルボードには必ずと言って良い程に存在している、このモビルスーツじゃなくてエフェクター、、、その名も “ electro harmonix Deluxe memory man "を紹介します。
このエフェクター、U2のエッジが映画“GET LOUD"(ギターファン、音楽ファンは必見!)
で、小型アンプとメモリーマンであのサウンドに行き着いた原点を紹介していました。
それ以外でも髭や木村カエラのバックバンドで有名なアイゴンさんはこれがなくては始まらないと言っていましたし、私が去年のFujiで寝過ごして見逃して涙に明け暮れた大好きなギタリスト、マーク・リボーさんや、ダイナソーのJ(デラックスじゃなかったかも)等など、たしかジミー・ペイジも持っているとか言ってたような、、と愛用者は錚々たる面子なんであります。
というわけで手に入れました。安い理由はマジックテープが接着剤でついているからとのことでした。むしろ好都合でした。
で感想は一言で言って「唯一無二、これにしか出ない音があるペダル」というエレハモの空間系エフェクターに共通する特徴がありました。
アナログのディレイなので当然暖かく広がる心地よいディレイの音ももちろん素晴らしいですが、そこはさすがエレハモ。阿呆で使いどころがわからなくなるくらいパラメーターがいじれ、変な音が創れまくりです。
例えばディレイ音がキョワキョワキョワー!とか言ったり、音程が意味不明になりヴネヴネ鳴り出して、「いや、これディレイ違う」と思ったり、フィードバックを回せば、ありとあらゆるスピーカーを壊すこと間違いない!の残響音と文字通りのピィー、グワァーなフィードバック音が出たりと楽し過ぎます。
で、やっぱりこのデラックスメモリーマンのよいところはアナログなので私のメインディレイ strymon TimeLineのようにプリセットやループができない代わりにツマミを回す、
スイッチをカチッと切り替えるというごくごくシンプルな操作で様々な表情を見せてくれるというところです。
適当にツマミを回す度に新しい音に出会える。そんな感じです。
すばらしい大人のおもちゃだと思いますし、ディレイの音そのものも凄く良い(エレハモはここはきっちり抑えるから凄いと思うんですね。)ので普通にバンドで使っても太い音の存在感のあるディレイ音を出せるでしょう。だから愛用者が多いのも納得です。
後継機種のメモリーボーイは残念ながら、そこまで気に入ることができずに売ってしまいましたがこれはずっと手元に残りそうです。
バンドで活躍する日も近いかも!!
明日はどうしても紹介したい素晴らしいCDがあるのでそれをレビューします。
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