2012年4月30日月曜日

Jimmy Smith Live!!を聴きながら思ったこと(主に JOYO ペダルとファズについて)


Jimmy Smithのアナログを手に入れたので聴きまくっています。気に入りすぎてCDまで買ってしまった、、。

これはカッコええです。なんかDJのサンプリングネタにもなっているみたいでワウ全開のギターとハモンドっぽい音のオルガンと手数の多いドラミングでバチバチなジャズファンクをかましてくれています。もう3周くらい聴いたでしょうか、、。souliveとかが影響を受けたらしいのですが、ああ!たしかに!!とか思う場面がたくさんです。


いつかはこんなバチバチのギターを弾きたいものです。 で、私はファズをかましますね、確実に。やばい練習しよ。

というわけで今回はこの音源紹介とともにエフェクターについて思ったことを書きたいと思います。

こんな感じでレコードとエフェクターとギターで部屋が埋まっている私です。エフェクターに関してはとにかく好きで集めては試し、自分のプレイやアンプ、素の音に合う音色のものや、飛び道具的に使うもの、爆音をかましたい時に使いたいもの、バンドの音楽性を発展させる音色ってなんだろうとか、、。と色々考えながら売り買いしてボードをつくっています(今もボードはがんがん中身を変えます、止まらないでトーンを追求したいのです)。で、一連のJOYOペダルも安いし、冗談のつもりで購入したらよかったのでレビューしまくっていたのですが、「きになるおもちゃ」さんhttp://d.hatena.ne.jp/toy_love/20120427/1335531012#seemore や 「マルハチブログ」さんhttp://maruhatch.exblog.jp/17886069/ といった有名ブログさんでもかなり話題になってきていて、そのクオリティや音色のあからさまな似ている具合に色々な考えや議論がされているようです。

で、私もレビューを書いてきた身としてちょっと意見を書いてみたいなと思いまして、今パソコンに向かっています。

結論としては、こういう存在もあっていいのかなと思います。
だからレビューも書いてきましたし、購入して使っています。たしかに回路図に著作権はありません。だからパクっていいのかとか、色々と思うところはあるわけですがJOYOに使われているパーツはやはり値段なりのものです。

そこは本家とは違いますし、回路や定数が同じでも同じ音には中々ならないのはエフェクターを自作した経験のある方にはよくわかるところではないでしょうか。

そこをクリアして、安い値段で良い音を提供しているという点で、そこがJOYOのオリジナリティというか存在意義なのではと私は思います。それを言ったらビッグマフなんて回路パクるどころかクローンが山程あり、さらに中には本家のヴィンテージより高いものもあったりなんかします。

そんなことはかなりエフェクターの世界にはあるわけで、自分はよいんじゃないかと思います。値段で良い音が手に入れられないということがなくなるのは単純に学生時代、使いたくても使えなかったものが多かった経験のある身としてはよいことと思います。

で、多分この流れができたのはベリンガーがあったからだと思います。

中国生産で回路は既存のものを参考(というかパクリ) で多分技術が流れて、今の状況なんだと思います。

しかしながら、マルハチさんのブログ等でもあるようにエフェクターの開発者が苦労して開発。でもすぐに真似されて大量生産で資金難と意気消沈になる危惧もありそう。というのは自分でも感じはします。

ですが大丈夫かなと思うのはやはり、品質です。
JOYOのペダルは実用的ですがドライバーなんかと同じで使う専門の道具と言うか味気ないんですよね、特に個体のトータルなデザインが(音色ではなく)。

そんなの気にしないよという人が多数派ならヤバいとも思いますが、実際にエフェクターを使う人はそうでしょうか?

私は違うんじゃないかなと思います。やっぱり、ワウペダルだとVOXのあの文字やクライベイビーの無骨な個体や正面のロゴがないと音が同じでも物足りないですし、自分が愛用しているのはCustom AudioとMXRのコラボのワウですが、ゴムのカスタムオーディオのロゴはやっぱりカッコいいのでテンションが上がります。仮にBOSSをパクったと言われるベリンガーとBOSSの同タイプのモデルがあったとして、どっちを使うかと言われたら、値段考えても廃盤でなければBOSSでしょう。

例えばコレはマニアに限った話ですが、ビッグマフのラムズヘッドのヴィンテージもラムズが書いているバージョンと同じ基盤で現行と同じデザインの個体のものがあります。

当然レア度でいうとラムズ基盤、現行と同じデザインの方が出ている個体は少ないのですがラムズの見た目でやはりラムズヘッドの方が人気です。

エフェクターは音色も大事ですが見た目や個体、トータルでデザインされているものですから、やっぱりしっかりしたメーカーはグラフィックやカラーリングでもよい設計、デザインがなされています。で、こういうペダルがボードに並ぶと不思議とワクワクしてくるわけです。多分、自分だけではないと思うんです。このワクワク感っていうのは。

で話はJOYOに戻りますがこう言ってはJOYOの人たちには失礼かもしれませんが、グラフィック等のデザインに関してはハッキリ言ってB級ですし、そのクオリティはJOYO自身のもつ出音のクオリティに遠く及ばないと思います。並べてもそこまでワクワクしません。

だからこそ本家の存在価値があると思いますし、仮にJOYOのようなメーカーが出てきても私は本家が受けるダメージはあまりないのではないかと思います。

以前に池辺楽器がJOYOと似たようなコンセプトでエフェクトシリーズを出していましたが、数年で消え、ワゴンセールで売られています。(あの時も音は良かったですが私は見た目で敬遠しました。JOYOほど安くなかったですしね。)

やっぱり、本家にはルックスを含めた本家の魅力があります。

逆に言えば、回路をパクられたくらいで潰れたメーカーがあるとすればそれまででしょうし、z.vexやエレハモなんかはパクられても、新開発のエフェクターの機能やルックスがもの凄く興味をひかれるデザインのレベルで出てきますから多分地位はゆらがないでしょうし。

だからこそブティックといわれるメーカーさんにはルックスやパーツの細かいところまでこだわってトータルでデザインして市場へ出すという姿勢を貫いて欲しいですし、そこがなくならなければ大丈夫だと思います。

実際に私はHoney Beeを持っていますからSweet honeyを購入する気は元々なかったのですが欲しくなりました。

トータルでデザインされたしっかりした熱意あるつくりのモノはパクリを購入したら絶対に本家が欲しくなりますし、そうなるデザインのものをつくってほしいです。

まあ何と言うか、この考えは理想論かもしれないのですが、事実、私は所有者、使用者の一人としてJOYOは音色としてはよいものの、トータルでの製品のクオリティは多くのメーカーに勝ってはいないと思っています。(だから使う時は割り切って使います。)

なんで私の考えとしては最初に述べた通り上手く共存していくんじゃないかと思っています。

まぁ、なにはともあれ、エフェクターは自分の音をつくる大切なパーツの一つです。
自分の目と耳でテンションのあがるパーツを選びとる。

この楽しみと過程は全ギタリスト共通だと思うので楽しく選べる選択肢が広がったと思うくらいでいいんじゃないでしょうか。

と思う明日、明後日の仕事が嫌なswimwell 押山でしたw。

Big muff と 私 第一話


はい、こんばんは。swimwellの押山です。昨日はレコードデイでしたが、今日はビッグマフ&図工の先生呑み会デイということで楽しいGWを満喫しています。

で今日はオタクのメッカ秋葉原でビッグマフを踏む会に参加しましたw。

なんじゃそりゃと思う方が多いでしょう。

でも上の写真を見て頂ければ分かると思いますw。ビッグマフ解析の第一人者であるhirockさんと、フォロワーのオルタナ好きの方とひたすらマフで轟音を浴び続けるという馬鹿で阿呆で最高なスタジオの時間であったことがw。

hirockさんと俺のマフコレクションが中心でしたが、それが凄いのなんの。
歴代ビッグマフ総集合という有様で上のようにスタジオはエフェクターの博物館w。
しかも全部ファズw。(クライベイビーのみ除く)

全部ファズですよ!!(約20台)


もう、うるせえのなんのって感じでしたw。

しかもほぼ全部ビッグマフ!8台集まってキングビッグマフになるんじゃないかと心配しました、、。

真面目に練習している他のスタジオの人たちに迷惑をかけたことは間違いないでしょう。

最終的には私がドラムでhirockさんが低音がゴーンと出るロシアンをベーアンにつなげて、
もう一人のtear the skyさんがリードギターとボーカルでBPM90以下のドヨーンと重い感じのジャムで終わりました。

そのロシアンの低音が凄いのなんの。これは高騰するのがわかるわーと感心してしまいました。抜けないけど恐ろしい低音です。たまらん、、。

僕の方はオペアンプマフが意外に抜けてくる良い音でした。
あとラムズは意外に爆音でないことにも気付きました。トライアングルはつまみの位置が何時かわからない(初期ラムズ、トライアングルは基盤の関係でそうなってしまうのです。)ので扱いづらいですがそこが可愛いことに気がつきました。

という感じで音を出し、呑みに繰り出し、オルタナ話(特にダイナソーのボット話で爆笑でした。ダイソーJRとかコロコロコミックのダイナソーJRとか)で盛り上がり解散しました。

いやあ爆音でした。随時ツイッターマフ部は部員募集中ですから(多分)あなたも参加して、是非爆音を奏でてみませんかw?

ビッグマフオーケストラとかやりたいなあとバンド外活動での妄想も膨らむ私でしたw。

その後の図工の先生呑みも楽しかったです。このいい気分をバンド練習にもつなげていきたいなと思います。

そして今日はビッグマフコレクターの総大将、J mascisさん率いるダイナソーjrの動画でお別れです。では!






swimwell 押山


2012年4月28日土曜日

らーめん辰屋 と レコードストアデイ

第19話「押山レコードストアデイ(本当は4月21日)」

 

わっはっはっは!仕事の憂さを晴らすかのごとく買い漁ったぜ!!


ども。仕事で最悪の思いをした昨日と打って変わって今日はGW初日、前々からレコード屋を巡ろうと決めていました。というのもレコードストアデイという素晴らしい日が毎年4月の21日にあり、その日のために限定でプレスされるアナログが主にディスクユニオン等を中心に入荷するのです。

で本当はそれが21日のその日か2〜3日後なんですが当然お仕事が多忙極まりないので行くことはできません。で、勝手に「今日が俺のレコードストアデイだ!文句あるか!!この××野郎がっ!」と私の職業にあるまじき言葉を心で呟き、レコードを買いまくるぞと意気込んで仕事に耐えてきました(主に職員同士の人間関係w)。

でMOOERのレビューもSweet Babyの音源をあげるのもGW中にやる予定ですが、まあエフェクターのレビューだけでもあれかなと思いまして、今日買ったレコードをレビューしたいと思います。



まずは昼にラーメン二郎インスパイア系の最高峰だと個人的に思っている近所のらーめん辰屋で辰醤油ラーメンの豚、煮卵、野菜だけ大(麺の量は小にしました。もう普通サイズは無理です。ていうか大盛り食べてた高校時代って改めて考え(ry)を食らいつくして自転車で渋谷に向かいました。

ちなみにここのご主人,実はロック好きで話が合います。開店当初からの常連なので居心地もとてもいいのです。美味しいので是非いってみてください。

二郎系ですが濃厚で味が深いのに後味は割にあっさりしたスープは絶品で豚も分厚く切られていて、スープに浸すとやわらかく、しかも食べごたえもありたまりません。また50円でトッピング可能な煮卵はしっかりと味がつき、50円とは思えないクオリティです。私は最大で3個トッピングしたことがあります。苦笑いされちゃいましたw。

また醤油だけではなくデラックス塩ラーメンも絶品で、カレー味もあり、それは醤油のよさを残しつつ、カレーのスパイシーさや程よい甘みが足され、何度行っても飽きません。

マナーの悪いお客さんに厳しいのもカッコいいです。ロックなご主人です。

は!何からーめんレビューブログみたいになりましたがここからが本番です。

まずは渋谷のディスクユニオンにいき、渋谷レコファン、下北沢flash disk lunchと廻りました。

で仕入れたブツは
◎disk union
・The Chameleons/Script of the Bridge
(2LP,CD,2012リマスター1000枚限定 ネオサイケの大名盤。)






・MEDICINE/Buried life
                 Shot Forth Self Living
(ともに2LPの2012リマスター、ボートラ付き、シューゲの名盤、ギターの音が最高なんです、、。さすがブラッド・レイナー)


・Tokyo killerのストアデイ限定7インチ、サイン入りポストカード付き
(キノコホテルのギターの人のギターインストバンドです。)

 ◎Recofan


・Liars/Sister World(2LP×2CD 限定仕様 トム・ヨークremix収録)


・Sonic youth/Bad moon rising(2012年リマスター)

◎flash disk ranch

・Ramones/Presant dreams(デットストック新品)

・Root Down/Jimmy Smith Live!!(なんかレアなジャズのライブ盤らしい。音は最高でした。本当ばちばちのライブ演奏です。椿さんありがとうございます。)


・Bloomfield Hammnod Dr.John/Triumvirate
(まあマイク・ブルームフィールドとジョンさんですから買いますよね、ええ。)


・The House Martins/London Hull4
(まあfat boy slimの人がいたバンドですしね,ちなみに僕の生まれた年にヒットしました。だからなんだw!)


・The 13th floor elevatorsのレアトラック集


・Bobby Enriquez/Live at Concerts by the sea
(なんかピアノだけどバチバチ行くジャズをやるとのこと。椿さんのお薦めですから間違いないでしょう。)
 ・7インチを適当に三枚、勘で購入。(したらベタなレイ・チャールズとかジェイムス・ブラウンでした。逆に楽しみ。)

でトップにある袋までflash disk ranchでは頂き、さらにイケベのジャングルでフェンダーのボリュームペダルを3000円で、コルグのメトロノームを500円で購入して大満足でした。

どのレコードも素晴らしいのですが今日紹介したいのは、やはりflash disk ranchです。

下北沢の老舗のレコード店ですが、本当にここのご主人の椿さんと奥さんはステキです。

お薦めを聞けば、こちらの期待以上のレコードを必ず出してくれますし、安いです。

あとお子さんもお店にいたりする時があるのですが元気よく挨拶してくれます。

お店に入ると大量のレコードに圧倒されてビックリすると同時にレコードオタクは幸せな気分になること間違いなしです。
レコード仲間も増えます。ここに来る度に私は帰りに笑顔になっています。

あのサンボマスターのギターボーカルの方もよく来るそうです。
一時期、よく似ていると大学時代のよく知らないけど休み時間に喋っていた人に言われていたことを思い出します。

なんでもご主人はジョニー・ラモーンと呑んだことがあるそうで、羨まし過ぎます!
こんな話ができるのもこのお店ならでは。本当に大好きです。

で、結局なにが言いたかったのかというと、アマゾンで買うのもいいんだけど、たまにはレコード店に足を運ぶのもいいですよということなんです。

そこには普段自分が気がつかないようなジャンルや音への出会いがあります。

いいお店には必ずいい店長さんがいます。

その人に勇気を持って一言声をかけるだけで音楽の世界が一気に広がっていきます。

それはレコード店でしか味わえない感覚ですし、あのモノを袋に入れて持って帰る時のワクワク感も実際に購入しないと味わえないものです。

天気の良い日は散歩がてらに、ラーメン食べて、フラッとレコード屋にいくのもいいですよ。結局レコードレビューというかレコード店レビューになりましたが本当に音楽が好きな方にはこういう休日の過ごし方お薦めですよ。

swimwell 押山

P.S flash disk ranchのレコードクリーニング液とクリーニングクロスは本当にレコードが復活して蘇るので非常にお薦めです。あと窓やビニール素材の壁の掃除にも使えます(冗談で吹きかけたら凄い効果でした。でもお店ではそんなこと一言も言ってなかったので間違った使い方なのは明白ですw)。汚れが激落ちします。 しかも安いです。レコード好きは購入すべしな逸品です。

2012年4月25日水曜日

JOYO Vintage Overdrive JF-01

第18話「JOYOのペダ(ry」

 

もうね、なんつうかさ、お前ら最高だよっ!

はい、てなわけでしてJOYOの記念すべき一号機にあたるらしいTS-808のコピー機でありますJF-01 JOYO Vintage Overdrive です。

メーカーの売り文句にもあるように私も自作ができる時間があった暇な時は(今は無理だ。)よく愛用していた名オペアンプJRC4588を使用して、名器TS-808の音を目指しつつ、トゥルーバイパスやスイッチ類に現代的なモディファイを施した逸品です。

でも2700円でした。(安っ!)


でこれが本家の音です。




まあ大体こんな感じの出音です。おしまい。

という乱暴なやり方はしませんけど、なんというか似てますよね。
当たり前ですが。本家に似ていて音抜けもあり、ですが中域にピークのある気持ちのよい歪み方をします。ザ・TS系です。ヴィンテージはJOYO10台積んでも購入出来ない値段なのでマフに金をつかいたい僕にはJOYOで充分すぎるくらい充分です。

え、証拠を見せろ、いや、聴かせなきゃ納得出来ないだって!?

そうですか、、。仕方ありません、、。てなわけで録りました。セッティングはブログトップの写真の通りで本家の動画では最後の辺りのセッティングに近いでしょうか、、。

こんな感じです。ギターはフェンダーのジャズマスターでアンプはZTのLunch boxです。




どうですか?この品質ですよ。(プレイには突っ込まないでください。一発録音にももっと対応できるように練習重ねますんで今回はこれで許して下さい、、。泣いてしまうので)

価格破壊もいいところです。
正直に言うとヴィンテージは経年劣化の当たり外れがあります。オーバードライブにもファズほどではないにしろコンデンサーの値がイカレていることが多々あるのでとりあえず見た目は我慢してコイツを使うのもありじゃないかと思います。

というかそうしていいと思います。実用的です。パクられても泣くことがないのです。
また注文できるのです。

ちなみにJOYOペダルの中でもしかしたら一番気に入ってるかもしれません。
単にオーバードライブのts系が好きというのもありますが(Honey beeは〜系って感じじゃないのが好きなんでメインですが基本ロー〜ミドルが張り出ているのが好みなので。カラッとしてるより気持ちいいんですよね、弾いていて。)普通におすすめのエフェクターで初心者にもよいと思います。わかりやすいですし。

こいつかツブレーターがいいですね。安値では。でもスペックとか出音とかツブレーター越えを果たした感があります。これには。


固くなく柔らかい出音がこの値段なのは脅威です。JOYO褒めすぎかw?

今週末にはMOOERを必ずレビューします!これは凄いですよ!

swimwell 押山
 

Big muffと私(予告編)

第17話「キリンさんが好きです。JOYOも好きです。でもビッグマフはもっ〜と好きです!」(元ネタはあるCMです。)

 

愛してる〜

とっても〜

轟音〜

エレハモ〜

Big muff!!!! 

というわけでJOYOオタクに思われるかもしれんですが、私はビッグマフオタクです。

ここに宣言します。ビッグマフは私の魂を形にしてくれる最高の相棒です。

ビッグマフと私の歴史は私が中学校3年生だった10年前に遡ります、、。
お年玉で買ったビッグマフをルンルン気分で弾いていました。

そしたらですよ。ずっこけてスイッチを踏みつぶした挙げ句「いてえー!」と叫び(靴はいてたんですけどねえ、ちなみに現行のデカイやつで、木箱に入ってました。)その弾みで蹴ってしまい階段から、もの凄い勢いで転げ落ち、モノの見事にぶっ壊れたわけです。

当時は当然直せるなんて思いませんから泣きながらゴミに出したのをよく覚えています。

フィクションっぽいですが実話です(マジっす)。

で、カート・コバーンとサーストンへの憧れで買ったDS-1とTURBO RAT,たまたま安く買えた(当時よく投げ売りされてたんですね) UF-01が高校時代のメインであり相棒でしたが、心には壊したマフのことが残っていたのです、、。

で大学生になってバイトしてリトルビッグマフを購入。(新作だったので、、)意外と気にいり愛用していました。
でさらにhttp://www.geocities.jp/hirock2001/diy2/というhi-rockさんという方のサイトやイイオトシテルゼというサイト等でマフの知識だけは膨れ上がり、自作したりしてるうちに社会人になり、お金を自分でしっかり稼げるようになりました、、。

「ああ、ついにこの時が来たんだな。」

最初は安い値段で80年代のマフを購入し(トーンバイパスのあるやつです。)、ヴィンテージ音いいなバイパス音はカスだけど、轟音ぶりが凄い!と感動して、次にラムズに手を出しました。

がコレがくせもの、音が違うのなんの。あれ、ダイナソーっぽい音じゃないファズオーバードライブっぽいとか、これ80年代のと大差ないとか、計3回売り買い(でも損しなかったのはラッキーでした。)して、今のラムズヘッドを購入しました、、。

「す、凄い。何だ、これは、、。今までのマフはなんだったんだ、、。

 とりあえずうるさいぞ。いい感じで音が抜けてぶちぶち飽和するぞ、、。最高!!!

バイパス音は、、、。ヴィンテージは仕方がないな、、。 」

 

となって終わりにしたかったんですが、、、。まあ最近ですね、バンドしながら、たくさん音楽を聴いていると知識はどんどん増えるんですね、、。

「スマパンのビリーはオペマフか、ケヴィン・シールズは1stトライアングルか、、、。」


とまたもや無駄に金だけかかる知識が増えてしまい、円高に乗じてオペマフ、トライアングルマフを購入し、ついにヴィンテージマフをコンプリートしました。阿呆です。
(ただラムズのバージョン違い等は高騰しすぎてもう集めきれないかなとも思ってはいます。欲しいんですが厳しい。)

ちなみにコピーやクローン入れると10台くらいマフ系の歪みを持ってますがどれもマフだけど全然違うのでとても面白くて、多分このマフ中毒は一生抜けないでしょうw。

でもバンド仲間には違いがわからないそうです。

「お前らがわかってねえんだよ(怒)!! 」と言ってやりたいですw。

始まりは最悪でしたが、でもあのとき踏み抜く前の音が頭に残っていたからこそでしょう。とにかくビッグマフが好きなんです。好きな女の子にその娘の好きなところを10個言うより、ビッグマフの好きなところを10個言うのが早いんじゃないかのレベルですw。

てなわけでJOYOやMOOERのレビューをしつつ、ビッグマフ本気語りの回をちょこちょこいれます!音源つきでやります!!(今日録ったので軽くミックスして、、。)

もし、気が向いたらお付き合い下さい、、、。

swimwell 押山





2012年4月24日火曜日

JOYO Crunch Disortion

第16話「JOYOのペダルは化けも(ry」


おはようございます!!

え、昨日JOYOやるって言ってたじゃないかって!?


ははは、、。職員対抗バレーボールで力尽きましたよ。ええ

そんな昨日ですから更新は無理でした。すみません、お詫びします、、。
慣れないスポーツは疲れます、、。バスケか柔道でお願いしたい、、。
早朝更新ということでお許し下さい、、。スマホとかで通勤中にお楽しみ頂ければと思います。ハイ。

というわけでJOYO調査3台目 JOYO Crunch Distortion です!!

単刀直入にいうとコイツも使えます。立体感があり、箱なりっぽく、音に名前通りのクランチなクリスピーな気持ちいい倍音が乗って凄く歪みます。

で音が太いです。特にトーンコントロールが優秀でどこの値でも使えます。

アンプや出音の好みに合わせて調整していけます。トーン全開でも音は太いまま、高域が上手く上がっていきます。

自分ではあまりなじみのない歪み(ということはCrunch boxあたりをパクっ(ry) だったので比べる機種は思いつかないのですがあえて言うなら音の太さや伸びといった点はDanelectroの今は廃盤、Mogwaiの爆音でおなじみのFabtoneでしょうか。

ただ、あそこまで爆音は出ませんし、激歪みオンリーな感じではなく、名前通りのゲインを絞ったクランチなディストーションサウンドもいい感じで気持ちよくギターが弾けます。あ、あと結構ギターボリュームに反応して歪み具合が変わりますね。その辺ブティックペダルっぽいです。あと出力は今までのJOYOペダルの中で一番高かったですね。

なんで写真のセッティングがお気に入りです。

というわけでFabtoneと同じ音ではありません。比較出来るものがそれしかなかっとです。許してつかあさい、、。あとBOSSのDSシリーズとも違いますね。もっとアンプのディストーションに近いですかね。

恐るべしJOYO、、、。しかしコイツには今までのJOYOにはなかった欠点がありました。

ディストーションなんであんまり気になりませんし、仕方ないのですがトーンを上げると少しピーというかシャーという高域のノイズが音に乗ります。弾いていれば出ません。

もしかしたらハズレを引いただけかもなのですがそこだけが残念な点でした。

でもやっぱりこのクオリティは高いです。アナログなしっかりとした歪み感というものを感じますし、音に奥行き、立体感、太さがあるんで、ノイズすら可愛く思えます。

サクッと書きましたがコレも相当おすすめです。
なんといっても3000円ですから。KYすぎです。(色んな意味で)

あと3台JOYOは調査しますので次回もお楽しみに!
そんでもってJOYOペダルの音を録音して公開なんてことや、自作パッチ講座やRAT2の改造講座なんかも書いていく予定です。

でも次は大変気に入った中華メーカーMOOERのディレイをレビューをかきます。
ここまでファーストインプレッションって奴でレビュー書かねば!!と思ったディレイは久しぶりでした。

仕事が忙しくなってきたので今後は不定期更新ですが週1〜2回は更新してツイッターでお知らせするので、是非また見に来て下さいね。

それじゃあ、また今度!

ジャン、ケン、ポン!!





















 ふふふ(笑)P.S 今日弾いたら、上に書いた耳障りなノイズがありませんでした、、。
よくありますよね、エフェクターってこういうこと。JOYOさん、許してw。

swimwell 押山(多分ジャンケンに勝ったらいいことあります。)

2012年4月22日日曜日

JOYOじゃないよ。お薦めミュージックのコーナーです。

第15話「このアルバムをおすすめっす。3〜4月編」

 

というわけで一日に三本もブログ更新するということを公言した手前やります!!明日の仕事はなんとかなるさw。

で今回はレコード、CD、音源レビューです。
新しめな方々を中心にいってみたいと思いませんか、ふっふっふー♪(陽水調)








 


 


 
はいふざけたところで見た目がマジかふざけているのかわからないけど、デンマーク(だと思う。)うさぎバンド Sleep Party People です。
このバンド、同郷(多分)のMEWを初めて聴いた時のような衝撃がありました。実際に音楽性も似ているのでMEW好きな方には非常にお薦めです。

warsawさんのツイートで知ったのですが近いうちにブレイクしてほしいバンドです。

で音は先にも触れたようにシューゲイズ/ドリームポップ系ですが、どこか異質感や不安感や奇妙な多幸感がある不思議で抽象的ながらもメロディが映えてくるという離れ業を成し遂げています。アニコレっぽくもあるように思います。ボーカルに思いっきりボコーダーを多用しているところが特徴で声でシューゲイジングしているかのようです。

どの曲もレベルが高く、またアートワーク等に一貫性、テーマ性も感じられ、今後楽しみなバンドです。ぜひ国内盤を出して来日してほしいものです。 白昼夢を見たいひとはこのバンドの曲をかけるといいと思います。初期のピンクフロイドが2012年にいたら、こうなっていたかもとフロイドファンの自分はちょっと感じました。ミステリアスで不安定だけどメロディアス。一押しです。CDは高いですがamazonでmp3が安値でダウンロード可能です。

まだまだ行きます。シューゲイズ/ドリームポップ/ネオアコ この3つの単語に反応してしまい、Pains of being pure at heart にハマるあまりCDもアナログも買い揃えてしまった、そこのアナタ!(俺だよ!)そんな人にまた素敵なバンドが表れました。このバンドは色んなメディアでも取り上げられて、Rockin'onでも紹介されていましたね。




















ルックスも素敵なexloversです。Hostessのイベントで来日も決定している五人組。本当に上の3つの単語の要素を全て満たしてくれる楽曲の数々。デビューでこんだけ完成度高いと後辛くないかといらない心配をしてしまう程の甘酸っぱい曲のオンパレード。ギターの音とリフ、そしてボーカルの声とルックス(ここも重要)がギタポオタクの心に響きまくります。あとライブ映像の音と動きでギタリスト二人はハードコア上がりなんじゃないかとか思いました(僕もそうなんでってどんな理由だ)。で、同じくHostessのクラブウィークエンダーに出るCloud Nothingsも素晴らしい新譜を出しました(まあ3月よりも前だけどね)。


1stもまあまあ聴けるギタポ作品で良い作品ではあったのですがパンチが足りないなあというか線が細い感じもあった彼らですが、パンチをもらいました。

線が細いままガキンガキンに音を尖らせ、アルビニ印のあのリアルな音像にのせて、耳に親しみやすいメロディはそのままに絶叫しています。

このアルバムで完全に彼らは化けたな!と感動しました。個人的にスリントの一連の作品にポップさをふりかけたという印象でストライクゾーンにハマりまくりな一枚でした。

ナードな君に是非聴いて頂きたいです。アマゾンにレビューかいちまったくらいですw。
http://www.amazon.co.jp/Attack-Memory-Cloud-Nothings/dp/B006HH5Z8W/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1335099602&sr=8-1

絶賛の嵐ですが、評判通りのまず間違いない作品です。 タイトルは今までの俺らは忘れてくれという意味が込められているそうです。だから1stは売りました(マジです)。


で、次は私のメインギターをつくってくれたsonic youthの名ギタリストといえば、もうおなじみの(って何で俺が上目線なんだ)リー・ラナルドの1st唄ものソロ。




サーストンもBECKのプロデュースでよいソロを出しましたがこちらも負けず劣らず、オルタナギターファンにはたまらない音とギタープレイが詰まった楽曲の宝石箱のようなアルバムです。
うーむたまらん!!非常に素晴らしい。ギターマガジンのインタビューによるとリー様は変則チューニングのギタリストのプレイをコピーして自分の音の土台をつくっていたようで今作も全ての曲でチューニングが違い、本人もメモがないと覚えていられないそうです。(おおいw!!大丈夫か!)夏フェスに出たいとのことでソロがよかったスマパンのジェイムス・イハさんも出るフジロックに来てほしいところです。




まだまだいきます。これは是非紹介したかったんです。


発売からは大分たちますが THE BIG PINK の Future this 。














こんな未来ならいいなと思える素晴らしい作品です。1stの楽曲がさらに力を増して、より声高にアンセムを叫んでいて、捨て曲が一切ありません。
ゆるく踊れるインディーダンスなリズムもナイスです。ついでにレコードの色とポスターが本当にビッグなピンク色だったのもよかったです。お酒に最高に合います。


で私は夢見る音楽が大好きです。これもドリームポップの新鋭 Team me 。
このバンドを一言で表すとMew+Arcade Fireな感じが一番近いでしょうか。非常に情熱的で気持ちを盛り上げてくれるコーラスと透明感ある音と声、楽曲が光ります。

アートワークにも凝っていて、美大出身としてはこういうジャケにはグッと来るものがあります。このバンド大所帯でライブが非常によいらしいので来日公演に足を運ぶ予定です。ちなみに平日どまんなかのリキッドでkyteと対バンという大変マニアックでいきづらい日程ですがなんとかして行きます。この映像見たら、行くしかないでしょ、だって。





で、最後は大学時代から通いつめてたwarsawがレコードを売るのをやめる直前に仕入れたであろうバンド Dead gaze 。


名前のまんまのインディーな手作り感がなんともナイスなシューゲポップです。ルックスもどインディー で最高ですね。年齢がわかりません。でもこの人達から甘くて切ない歌声と楽曲が紡ぎ出されているのです。なんか楽曲に程よい切なさを感じるところが凄く好きなんですがバンド写真をみて、理由が分かった気がしてしまうのはいけないことでしょうか。


風呂上がりに皆さんお待ちかねのJOYOのレビューいきたいと思います。
(すんません、力尽きました、、。明日書きます。)
結構疲れたけど音楽について書くのはとても楽しいです。

swimwell 押山

electro-harmonix Deluxe Memoryboy

  第14話「天才少年あらわる!」

はい、というわけで僕の少年は天才だそうです。でもコレは本当です。某有名楽器店ではMemoryboy(普通のやつ)と間違われていたおかげ+貯まりに貯まった◯シバシポイントで JOYOペダル2つ分のお値打ち価格で買えたメモリーマンの息子的存在です。

このディレイの特徴としてはアナログディレイでありながらも多機能であり、かつエレハモらしい馬鹿げた機能も満載されているところが挙げられます。



例えば
◯タップテンポ
◯エクスプレッションペダル対応
◯ディレイ音の音譜指定
◯ローカットモード搭載(使い方若干めんどくさい)
◯エフェクトループのセンド、リターンの搭載(POGと組み合わせると、、、。)
◯ゲインとブレンドノブで原音とボリュームの調整が効く
◎タップディバイドという謎機能

と盛りだくさんです。ですが何故か人気がないようなんです。

多分、これは同じシリーズのデジタルディレイ、Memoryman with HAZARAYや、デラックスじゃないMemory boyを所有して手放した私も感じたことなんですが、デラックスメモリーマンとは出音が違います。明らかに。

当然機種が違うので当たり前なのですがエレハモのディレイ=メモリーマンなイメージは凄くあると思うのです。

そのイメージと比べるとクリーンで揺れが少なく(といっても他社製に比べたらエレハモっぽいですけど)、ある意味普通な出音になっていたからということが原因ではないでしょうか?

このデラックスなボーイもアナログですがデラックスなマンに比べるとクリアで現代的な奇麗なやまびこ音で音が返ってきます。

しかしながらアナログBBDっぽい太さもあり、これはこれで非常に心地よい出音ですが、やはり父(?)は偉大です。マーク・リボーさんも言っていたように、あの独特な揺れや太さを獲得するまでには至らなかったのは確かです(でもコレはコレで違ったよさがあって僕は好きなんだけどなあ、ていうかそもそも機種が違いますしね。ええ。)。




だが、、、。



コイツは天才、、、。

おったまげた機能がありましたよ。

それがタップディバイドモードです!!!


これはデラックスなマンにはどうやっても出せない凄い機能です。
しかもエフェクトループと絡ませると何かコイツ自体が楽器になります。

簡単に説明するとディレイ音が四分音(ry とかまあ色々なテンポで一音ずつ返ってきてループする機能なんですがとりあえず動画を録りましたのそれ見て下さい。




アルペジエーターのごとく、勝手に音がどんどん出来ていきます。
でもってエフェクトループやエクスプレッションペダルを使うとこの音も自由自在に操れます。でもその出音の基本はアナログの太めのクリアなディレイ音、、、。

凄いぞエレハモ。ていうかアナログディレイにこんな機能つけることを思いつく発想がマイク・マシューズさんは凄過ぎます。さすがビッグマフを発明しただけあります。


そんなもの凄い楽しい大人のおもちゃです。
実戦にも使えるでしょう。9vで動くんでデラックスなマンより使いやすいです。
ただ説明書は真面目に書いてあったのでデラックスなマンが圧勝ですね。ええ。


 オフィシャルの動画で今日はお別れです、、。と言いたいところですが、今日は三本立てで行きます。二本目は3月から4月にかけて聴いたお薦めの音楽についてレビューします。

よかったら見て下さい、、。

swimwell 押山

2012年4月21日土曜日

Guyatone Heatexchanger Overdrive ver.1

第13話 “日本製は高品質である。間違いない。多分。その1”


「中華ペダルばっかり買ってるわけじゃないんだ!」

 はい、というわけで今日は朝9時から練習という部活みたいな時間で練習していましたswimwellでしたが、Honey beeとともに主力オーバードライブになっているのがコレです。

すでに様々なブログでその出音や高級感あるルックス(国産の高級車を思わせますね、まあ一度も乗ったことなんてないけどね。)で評判のこのOD。

率直に言って中古で見つけたらすぐに購入すべき逸品です。

とにかく気持ちいい音が出ます。さらにクリーンブースターにもなります。

そして、そのどちらも高いレベルで安定しています。PD-01という(コレもレビュー予定ですが)Zoom製の廃盤ODに近いのですが、その強化版という感じかなというところです。

自分はDRIVEつまみをフルにして歪ませていますが、その音のスムースさ、耳に来る心地よさと言ったら、言葉にならないくらいです。自然にギターが上手くなります。

といいますかトーンが本当に心地よいので弾きたい気持ちを全力でサポート、アシストして後押ししてくれます。

トゥルーバイパスでないということですが、バッファも優秀なのでしょうか、音が変化して気持ち悪いという◯oss現象は皆無です(なんであれ改善しないんだろうねB◯ssは私的にはそこだけがネックだと思うんですよね)


音の系統はTS系の中域が丸ーくドーンと固まりで出る感じではなくナチュラル系です。ケンタウルスに近いとのことです。
(僕はケンタウルスは持ってないんでよくわからんですが)

丸いというよりは生音がそのままパワーアップして倍音を装備してアンプから出てくるという感じでしょうか。あとトーンつまみのどの設定でもよい出音になるので機材によって、実力が発揮出来ないということもなさそうなオーバードライブです。

個人的には優等生すぎて面白みに欠けるかなと思うところもありますがHoney beeと併用することで良い味付けができます。あとファズのブーストにもよいですね。音が素直な音ですから他のエフェクターと組み合わせた時の相性が非常にいいです。

で、私が凄くよいと思った点がこれなんです。音は気に入ってるけどバンドで埋もれてしまう歪みがたまにありますがコイツを後ろにかませばアラ不思議!!

しっかり抜けてアンサンブルの中でもよく聴こえる音になります。しかも前段の音の特徴を捉えながら。(こういう時はDriveつまみはフルではなくクリーンになるようになるたけ絞るといい感じになります。ただモノによってはドライブさせた方がよいものもありました。是非手に入れたら試してみて下さい。)

癖のあるHoney beeとはまた違ったよさがあり、凄く気に入っています。
あと個体が軽く小さいのも良いです。持ち運べばどこでも良い音が鳴るのは素晴らしい。
でもって出力がやたらデカくて、出音に余裕が感じられるのもいいですね。
音の小さいエフェクターよりデカい方がテンションが上がりますから(まあ一回ビッグマフで音量あげすぎてアンプぶっ壊しましけど) 。


Made in Japanのエフェクターは本当に丁寧につくられ、音も丁寧だなという印象が全般的にあり、ちょこちょこ買っています。

今後も中華ペダルと合わせて紹介していければなあと思っています。

でも明日はデラックスなアイツのデラックスな息子をレビューしたいと思います。
過小評価されているような印象がありますが息子も凄いですよ。

最後にデラックスなアイツ(まあ Electro-harmonix Deluxe Memory manのことですが)の説明書が面白過ぎたので載せておきます。

こういう馬鹿げたセンスがいいですよねw。エレハモw。読まなくてもいいそうですが読んだ方がよいらしいので持っていない人も是非読んでみて下さいね。

swimwell 押山



2012年4月19日木曜日

JMI Tonebender mk3

第12話 「予定変更したベンダーmk3の巻」

というわけで昨日はJMIを弾きまくっていたので急にレビューしたくなり、書いています。

え、日本製のは?明日書きますから許して下さいw。

というわけでJMIのmk3このペダルのおかげで見事にトーンベンダーにはまってしまったわけなんですね、、。

購入の同期は当然J・マスキスが使用しているのとマイブラのせいなんですが、買った時に高い値段で購入してがっくりということよくありますよね。

でもコイツにはなかったです。

「すげえよ!これがトーンベンダーmk3なのかよ!!」

 


と心で強く思いました。で弾きました。急いで録った一発録りなので上手くないのとミストーンは許して下さいw。ギターはジャズブラスターでPOD HDで録音しました。まるでガンダムmk3並みの素晴らしい音であと二台を勢いで購入した原点ですね。

で敬愛するブログBuzz the Fuzzさん(http://thetonebender.blogspot.jp/ )とメールを交換させて頂いているのですがskinpimpとの音の違いについて自分の感じたことを書いていきたいと思います。

まず先日レビューしたskinpimpの特徴というか気に入っているところから(◎は特にいい!という点です。)
◯ルックス
◎サイズ(持ち運びが楽。)
◎インプット、アウトプットが逆ではない(実践的)
◎音の幅広さ(つくり込めまくれます。)
◎サスティンの長さ(ここはJMIと大きく違います。どちらが良い悪いではなく、永久に伸びていくんじゃねえかくらい伸びます。)

でJMIはというと
◎ルックス
(このルックスに勝てるファズは私はないと思っています。名刺にもつかっているくらいですw。)
◯サイズ
(デカイのがよいです。持ってる感じとか満足感とか眺めてビール飲んだりとかが凄い好きです。)
◯設定のわかりやすさ
(skinpimpとは逆に自分の欲しい音がツマミ3つなんですぐに掴めます。)
◯インプット、アウトプットが通常と逆。
(短所が長所というか本当に忠実に再現されている感じが大好きです。)
◎マイブラっぽい
(音もルックスもマイブラです。私の中では。)
◎多分、これがmk3の基準になるであろう音。
(過剰すぎるところがなく扱いやすいサスティンと飽和感。絶妙です。)

とまあこんな感じです。でですね、このトーンベンダー、まだバンドでつかってはいませんがこうして使いたいなという方法を一人ぼっち実験で見つけました。

このmk3とラムズヘッドかトライアングルマフのコピーを合わせて、yamahaのリバースディレイをブレンダーでブレンドしてかけつつメインにして、片方のアンプはbox of rock全開で素直な音で音を出すとマイブラ並みの奇麗な轟音の壁になります。

このmk3というかmk3コピー全般に言えることですがビッグマフと比べると高音がシャキッと鋭く出るのでコード感がキレイに音に出るんですね。

で,もわっと音の壁が広がるマフと組み合わせることで両方のよいところが合わさるんですよね。で、何故だかskimpimpよりはJMIの方が遥かにいい結果が出たんです。

また出力が程よいところもヴィンテージっぽいですし、いなたい音(これはskinpimpでは出ないんですね。skinpimpはこれを基にしてパワフルでモダンにした感じです。)が出てくるのも特徴です。

どちらのmk3も素晴らしいです。どうもskimpimpはアタリハズレがあるようなのでアタリをひいたのでしょうか、、。

JMIは品質管理等、もの凄く厳密にやっているそうなので多分そういうことはないんだと思います。

モダンなmk3、ヴィンテージ感満載のリイシューmk3と言った違いがこの二つにはありますが本当に買って良かったです。

で結局何が言いたいのかというと僕はファズが好きでそれで一晩飲めるくらいファズッてますよということです。
爆音最高!!乱暴な締め方ですが購入を考えている方や値段でためらっている人は確実に金額分かそれ以上の価値はJMIの製品にはありますよ。

JOYOならダースで買えちゃう金額だけどねw。JOYOがラムズのコピーとか出したらどうしようw。買うけどな、絶対。

以上 swimwell 押山でしたー!
(これはJMIsoundfuzzですが中身はmk3と同じらしいです。参考までに)
(これはskinpimpです。上と比べるとモダンにアップデートしてる感があります。)




2012年4月18日水曜日

JOYO Ultimate Overdrive (OCD)

   第11話 “JOYOの赤い悪魔 ”

「ええいっ!JOYOのペダルは化け物か!!!!」

さぁ皆さんお待ちかね(?)JOYOペダルのレビューの時間だよ!!

というわけで今日はJOYOの大ベストセラーペダルJF-02 Ultimate Overdriveのレビューです。Amazonさんでも売られていて大分ポピュラーと言えるんじゃないかと思います。

え、知らない!?そんな人はオフィシャルサイトをチェックしましょう。

ほら欲しくなるアイテム(パクリで安い)がたくさんでしょ?

てなわけでamazonでも見事に五つ星http://www.amazon.co.jp/JOYO-ULTIMATE-DRIVE/dp/B005M0CK9M/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1334750632&sr=8-2を獲得したコイツを弾きたおしたのでレビューしたいと思います。

音なんですが一時期はずっと(O◯D)と堂々とパクリ宣言をしていましたし(オフィシャルサイトに載ってたんですよw)、私自身、今回の為にビシバシ楽器の買い物の待ち時間の間に本家をジャズコで弾きまくりましたので単刀直入に言いたいと思います。

◯CD以外の何者でもないだろっ!!だめだろっ!!色んな意味で!!

という音です。手っ取り早いんでyoutubeの本家の音を聴いて下さい。


まあ、あれですわ。コントロールも音もほぼ同じです。
ブラインドテストしたらわからないというか個体差の範囲に収まるくらいの差しかないです。こんなに安いのに、、。ていうかOCDも別に高くないのに、、。

強いて言えば個体のデザインがなんで鬼なのかとか、見た目は完全にダサさ全開のB級だとかかがあるんですが、音はもう唖然、、、。

クオリティ高過ぎます(パクリの)。ロックなオーバードライブサウンドがご機嫌に出てきます。本家と同じくシングルよりもハムの方が合うでしょう。

本当にパワフルなサウンドです。3000円以下でこんなものが買えてしまうとは良い時代になったものです。

OCDが欲しいでもお金のない学生にはもってこいです。なんなら塗装塗り替えればバレないよ。というレベルですよ。本当にもう。

実は中華ペダルにはMOOERという、こっちはちっこいサイズにこだわり、パクリっぽくないモノを頑張ってるメーカーもありますがJOYOはもう徹底してます。

ベリンガーなみですがベリ様には悪いですがクオリティはこちらのが遥かに高いです。

完全なトゥルーバイパス、、金属個体、、フットスイッチ、電池の入れやすさ、、、。
よく造られています(回路はパクリだけどな)

ハッキリ言っておすすめです。変にBossとか買うよりも初心者の方には良いんじゃないでしょうか?玄人にも受けるでしょう。ネタにもなるし実際に使える音です。

恐ろしい中華ペダル、、。急遽予定変更でお送りしました。

明日は日本製のペダルとCD、レコードをレビューします。


コレが個人的に気に入っているセッティングです。
しかし何で鬼なんだよw。 強そうではあるけどさw。

2012年4月17日火曜日

Skinpimp skinbender Mk3



こんばんは、きゃりーぱみゅぱみゅです。

第10話 「トーンベンダーにはまってしまって、ぱみゅったよ。やっちまったよ。」


違います。swimwellのギター押山です。おしーぱみゅぱみゅです。
そういえば最近ずっと個人的なレビューしかしていません。
 がメンバーに「それでいいんじゃない。書く気そんなないし。おっしー頑張ってよ。」と言われたので基本的に私のブログになりそうな予感です。

で、最近私はとある事情で仕事を休まざるを得ずギターとエフェクターとレコードとばかり遊び、ヴィンテージやクソ高いファズに手を出しまくり使える貯金を使い果たしました。つまり、ぱみゅってしまったわけですね。

そんなわけでビッグマフ一筋だった私ですが、ある日私が愛読している素晴らしいブログ

Buzz the Fuzz( http://thetonebender.blogspot.jp/ )さんで尊敬するJマスキスさんがマフとともにトーンベンダーを愛用しているとの情報を得ました。

同じ頃、レッド・ツェッペリンをアナログで買いなおしたりやら何やら色々しているうちにジミー・ペイジってトーンベンダーだよな。やっぱり。とか思ったり、マイブラのエフェクターの写真をよくよく見ると、、、。

あれ、あるじゃん。トーンベンダーmk3が。ものの見事に陣取ってるじゃん。ででんと。

、、、、。買おう。弾きまくれるし。

これがキッカケでBuzz the Fuzzさんのブログから首吊る程の必死の思いでセレブなファズであるJMIのTonebender mk3を買ってしまい、その後にmk1が某◯フオクで安かったのでついポチッとなをしてしまい、さらに極めつけに今回紹介するskinpimpがビシバシ楽器で安かったので現金で購入という恐ろしい浪費家っぷりで買っちまいました。




この有様ですよw。全くw。完全にトーンベンダーにぱみゅりました。でもいいんです。 どれも最高にいいファズの音をビシッと出してくれます。だけれど3つでJOYOのエフェクター全部買える程の値段ですw。

というわけでいつも通り長い前置きが終わったのでこの中でも、一番知名度の低いと思われるskinpimpのmk3をレビューします。

まず、ぶっちゃけ三台のなかで一番気に入っていて、かつ合理的に使用出来るのがコイツです。ルックス面、コレクション的側面、ヴィンテージ感はやはりJMIですがskimpimpはその音も出せて現代的使いやすさも足され、しかも足下にあるとカッコいいという素晴らしいペダルです。



で中を見てもらってもわかるように、パーツもかなり高額な部品が使われています。カーボン抵抗にNOSのゲルマニウムトランジスタであるOC76とOC77,日本製の2SB175が搭載され、さらに奇麗なタレットボード配線です。外のケースの加工もいいですよね。手の込んだ感じがハンドメイドのよさを感じさせます。

そしてコントロールがトグルスイッチでローをコントロールし、トーンとハイカットノブ(左に回すとハイがカットされる通常と逆の回し方で最初は混乱しました。)で音を追い込めます。が基本はJMIのmk3のあの音です。切れのいいファズ音で音の粒立ちが非常に鋭く、立ち上がりも早いです。サステインも伸びます。これはJMIよりも伸びました。あとフィードバック音がとにかく心地よく弾いていて楽しいです。

後は上にも書いたようにコントロールで音が追い込めるので結構遊べます。

ファズファクトリーみたいに発振はしないですし、基本的にはmk3の音ですが色々な状態のmk3の音を再現出来る感覚ですね。

これ部品からもわかるように直輸入でも300$+送料がかかります。
そのくらい気合いの入ったファズなんですね。ちなみ僕は◯9800円で買えたので本当にラッキーでした。職人ものは高くても好きなんです。

ブティックのくせに抵抗実装基盤をメインにするのは個人的に邪道だと思います。元々大量生産用の技術ですし。こういう気合いの配線が好みですね。

コンデンサーだけで燃えます。 私も練習に気合いが入ります。

大きさ的にもボードに納めライブに使うにはとても良いファズだと思います。

早速練習につかったら、swimwellのドラマーにも褒められて嬉しかったです。
何故か俺が。

まあファズは私の子供のようなものですからw。





で、一応バンドブログですから近況報告でもと思います。↑がファズを褒めてくれたドラマーです。ありがとう!

swimwellは毎週一生懸命練習しています。ちょっとワクワクする感じのジャムができています。それはひとえにメンバーのおかげですし、それを支えてくれる色々な人、そして機材のおかげです。

明日はそんな練習を支えた中華製に負けない日本製のオーバードライブをレビューします。

ヘイ、ホー、レッツ明日は仕事!

おしーぱみゅぱみゅでした。 多分この言葉は二度と使いません。ぱみゅるとか。


JMIの方も最高なのでいずれレビューします。伊達に高い値段の価値のある素晴らしい製品です。職人ものです、JMIは。

2012年4月16日月曜日

Father of Loud マーシャルアンプは永久に不滅だと思う。

      第9話 “私とマーシャルアンプ”

こんばんは。昨日は若干ふざけていましたが私は心からマーシャルのアンプに憧れ、そして心から大好きでした。(憧れる最初のきっかけはガンズというねw)

今もマーシャルのあのロゴを見るだけでテンションは上がるし、とてもワクワクします。

そんな自分ですから先日の悲報には正直ショックでした。

まるで知人が亡くなったかのようなポカンとした気持ちになりました。

で、今記事が書けそうな気持ちになったので書きたいなと思い、このブログを書いています。本当に大好きなんです。マーシャル。

このロゴはギターを始めた当初から憧れで初めてのギターアンプもマーシャルのG10mk2というアンプでした。

ギターはエピフォンレスポールカスタム。初めて音を鳴らした時の興奮と、説明書で笑顔で写るマーシャル氏の写真は今もよく覚えています。

あの音がなかったら、今こうして一生懸命に仕事しながらギターも練習することもなかったでしょう。そのくらい思い入れがあり、昨年念願の1959を手に入れた時は使いもしないのに部屋において、ずっと見ながらギターを弾いていました。

高校生の時にはスタジオでマーシャルを取り合ったことや顧問の先生にギターアンプを新しく買うから何がいい?と聞かれ即「マーシャルです!!」と答えたこともありました。

ギタリストには避けても避けられない(どこのスタジオにもありますしね。)のがマーシャルのアンプであり、だからこそマーシャルサウンドを求めるペダルやシミュレーターも山のようにあるのだと思います。

と、個人的な話はここまで。

とは言うもののすでにマーシャルの歴史やその他色んなことは本家のブログ、

http://blog.marshallamps.jp/

その他色々なところにありますから私はお薦めのマーシャル動画をあげつつ、その功績をふり返りたいと思います。

まず私たち世代と言えば、この2バンドが圧倒的にマーシャルなイメージではないでしょうか? 






どちらもそのマーシャルをめいいっぱい積み上げた轟音で我々の鼓膜を刺激してくれました。特に1959の紫色を購入したのは私の場合は完全にダイナソーのJの影響です。(ただ、Jのプレキシは1959スーパーベースという奴の紫でレア過ぎてとても買えない、というか見ないのが残念。いつかは欲しいなあとか思っとりますw。)

で、やはりはずせないのがマーシャルのイメージを決定づけたとも言えるギターの神様達。











 ジャズでも
         

もちろん彼らはマーシャルなくしてはありえなかったでしょう。

自分にとってマーシャルの音はロックンロールハイスクールそのものでした。
そういえばアンプは違えどもキャビは常にマーシャルでぶっ壊してましたね。

で彼らに影響を与えたこの人たちもマーシャルです。



そして僕のメインアンプはマーシャルで揺るぎません。これだけは間違いないと思います。
マーシャルはずっと僕の憧れで最高の気分にさせてくれる宝物です。 
        


その存在自体がロックや音楽の歴史、マーシャル、まさにfather of loud。
ジム・マーシャル氏のご冥福をお祈りします。


swimwell 押山