2012年6月20日水曜日

ronsound hairpie classic

こんばんは!お久しぶりです。
マフ系をがつがつレビューすると言いつつ、仕事の多忙ぶりに放棄していました、、。
しかもシューゲイザーで現実逃避していました。

クロスビートのシューゲディスクガイド 200のほぼ全てを聴いていたことに驚愕しました。恐ろしやー。


でもって今回紹介するのがこのエレハモの歴史研究家でもあるロンさんが渾身の力を込めて制作している(はず)昔のラムズをモチーフにしたマフクローンがこのhairpie classicです。でもってこのhairpie,あの世界屈指のマフオタギタリストのJ.masicis仙人が最近のインタビューでお気に入りに挙げていてオーダー待ちも凄いあり、とにかく音が良いものということで買ってみました。

先日ヤフオクを見ていたら20000円以上の値段がついていてビックリですが、13000円ほどで直接購入できます。でも待たされます。

Jさんのお墨付きということもあるのか私は注文して、送金後2ヶ月待たされました、、。
おーい。いつ送ってくれるのーとメールを何度もしてしまいました、、。
せっかちはダメですね。 でも無事に届き、サウンドを出すことができました。

そのサウンドは、、、、。

実に忠実に扱いやすくヴィンテージなマフの音色を再現した素晴らしいものでした。
ダイナソーやマイブラ弾くにはもってこいです。

あとヴィンテージと違ってトゥルーバイパスなのは非常によいです。
これはマフコピー全般に言えますがヴィンテージは通しただけで音が枯れます。
しかもあまりよろしくない方向に。なのでronsoundは非常に実用的ですね。

特にトーンの利き方やファズっぽい適度な飽和感といいますかブチブチがあるため、とても弾いていて気持ちがよいです。中音域の膨らみ方がとてもいい味を出しています。

でもってやっぱり爆音で鳴らすのがいいですね。
そしてこんな音ですからトランジスタはNOS(New Old Stockの略、デッドストックの意味)かなあとか思ったのですが中を見ると、、、。


そんなこともなく、高品質なパーツを上手く使ってこの音質に仕上げている感じです。で、驚いたのはトランジスタ。マフ系で初めて見たんですがMP2222Aというものが入っています。ごく一般的なトランジスタのようなのですがコイツが肝なのか非常に歪みがスムーズです。

まぁ百聞は一見にしかずというわけですから、サンプルです!


ジャズマスター→POD HD(Super lead 100)→ハーピーで録りました。
トーンは最初が真ん中、次が左に一杯、そんでもって右に一杯、で真ん中に戻るという感じです。トーンを上げるとかなりヒステリックな歪みかたになります。


で同じセッティングでトーンを真ん中にしてマイブラっぽく弾いてみました。
リバーブとか一切なしですが中々に近いサウンドではないでしょうか?
弾いていて楽しい、、。

というわけで今回はronsoundのhairpieでした。
J仙人が気に入るのもわかるクオリティでした。また、ライブ時の持ち運びや壊れにくさ等を考えるとこういう良質なヴィンテージコピーは人気が出るのもよくわかりますね。

めちゃくちゃ待ちますがお薦めの一品ですよ。

swimwell 押山

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