2012年7月17日火曜日

electro harmonix sovtek russian BIG MUFF -Ⅱ

こんばんはー。
皆さん、元気ですかー!元気があれば何でもできる!
でもあんまり今は元気の無い押山です。

というわけでebayさんで格安で手に入れた最近値段が全世界で高騰中のロシア製の最初期の(と言っても確か生産は93年頃だったはず)その名もビッグマフⅡをレビュー致します。

このファズはどうしても欲しかったのですがとにかく高い。
数が無い。ラムズ以上に見あたらないのです。

なんでそんなに欲しいかと言いますと尊敬するギタリストであるサーストン・ムーア氏(機材パクられ後)とデイヴィット・ギルモア氏のメインのビッグマフであるからなんです。

特に後者のギルモア氏はあの世紀の名演であるピンク・フロイドのコンフォタブリー・ナムのソロでこのマフを踏んでいたらしく(主にライブで、というかライブで)、そのことが分かった為か、レナンドカフにコピられる、オリジナルが高値になるといういつものパターンが刻まれることとなったわけです。

ちなみに証拠写真(上がサーストン氏、下がギルモア氏)






その機材が使われているであろう名演





と、まあマフ好きには避けて通れない名器なわけです。
で、買ってみて弾いたんですが、驚きでした。これはプレミア付きます。
買った値段がたしか私は3万円台の後半でしたが、全く後悔がないどころか、安かったと思える程にスムーズなサスティンです。

ディストーション的でありながら、ファズらしいところも兼ね備えていてかつマフの音です。いい意味で最後の音が暴れまくりです。

こりゃいいわ。というわけで気分よく弾きまくりました。
最初がトーン0の状態で次は真ん中、最後はトーンフルです。

いつものようにピッキングミ(ry
ではなくてジャズマスター→マフ→POD HDのハイワット100で録っています。


ちなみにトーンフルまではディストーション的なマフの典型的なファズの音(もう日本語矛盾だらけだすな。)ですがフルにするとバチバチいいます。まさにファズ。ちなみに決してデジタルクリップ音ではありません。これが出るのが本家のいいところというか何と言うか、阿呆だな、マイク・マシューズ氏は(良い意味で)。




で、中身です。実は最初スイッチが引っ込まなくて直したのですが、なんというか地雷に本当に使われてたであろう機構になっていてビビりました。


やたら重いのは中に鉄板が仕込まれていたからというのも判明しました。凶器になるな、これ。犯行現場でマフが凶器として発見される可能性ありな構造です。

あとはポットも密閉式で軍隊な色でした。安っぽいのはジャック部分だけで、あとは基盤とジャック等をつなぐ線が細い線の束だったのも驚きでした。こんな線あるんだなーと。

おまつりのひもくじみたいになってました。

とにかく音がいいので値段が高騰するのもわかります。レナンドカフのボックスオブウォーも欲しいなあと思いましたが本物はファズ寄りの暴れ具合がよりいい具合ですね。

ちなみにコレがbox of war



このビッグマフⅡはバンドでも出番がありそうです。壊れなさそうですしね。
欠点はでかさと重さですかねw。本当重いんだ、、。

以上、ロシアンのビッグマフⅡのレビューでした。

あまりに高騰していなければ高い値段を出す価値のあるエフェクターです。
間違いなく。

swimwell 押山


0 件のコメント:

コメントを投稿