デ、で、出、Devi Ever !!!!!!!
だ!このやろー!!
といういわけで今日も行きます。Devi Ever特集。
なんで昨日やらなかったって?それは、、寝てしまったからさ!!
あ、はい、素直に謝ります。すんません、、。
というわけで(どういうわけだよ。)今回もやります、Devi Ever。
Devi Everとはアメリカは北西部オレゴン州のポートランドに拠点を構える、主にぶっ飛んだ音のファズをメインにつくっているエフェクターメーカーである。
ビルダー、設計者のDevi everさんは現在は女性ですが、以前は男性だったそうな。
代理店の人は性別が変わってて、大層驚いたらしいです。(そら、そうよ。)
そんでもって、Devi Everはラインナップの9割はファズという素晴らしいメーカーです。
(個人的に)ここ数年、著名なアーティストの使用によりハンドメイド系のメーカーでは非常に有名なメーカーになっていて一時期は入荷待ちが当たり前という状況でした。
主な使用アーティストには
Wilco(主にNels Cline)
などなどたくさんのオルタナティヴなバンドのギタリスト達に使われているメーカーなのです。詳しくは今回紹介する2機種の紹介ページを参考にしてみてください。
錚々たる面子が並んでます。すげえな、、。
http://www.deviever.com/fx/rocket/
http://www.deviever.com/fx/shoe-gazer/
今回はそのDevi Everの代表機種であるRocket と Shoegazerをレビューして行きます。
時は来た!それだけだ。
で、なぜコイツを手に入れたのかというとやはりあれなんですわ。
Kevin Shieldsのメイン機がShoegazerという噂を聞きつけてのもの。
相変わらずのオルタナミーハーぶりを発揮してますね、、。ええ、、。
というわけで
Rocket
Shoegazer
早速レビューして行きます。
この二機種に共通するのはDevi EverのSoda meiser というファズが搭載されている点。
このファズを基に同社のVintage Fuzzmasterとカオススイッチ、トレモロを加えたのがRocketで、Tones peakerというファズを加えたのがShoegazerというわけです。
早い話が内部で二つの爆音ファズを直結させているわけです。
ファズなんて二台使う方が珍しいのに、なんたることでしょう。
信じられませんね。最高です。
ちなみにSoda meiserは強烈に暴れる太い音のスタンダード(?)なファズで、ビッグマフがあのサスティンを保ったまま、ウオッカを飲み過ぎてベロベロになって暴れてしまったような音です。Devi Everのファズの中では使いやすく、ここぞという迫力や音圧、音の伸びを出したい時に使えるいいファズです。
でまずは、Rocketです。
コイツは上記した説明を見てもわかるようにファズ二つに色々とオマケが付いています。
まずカオススイッチ。これをオンにすると歪みが激しくなり、音が発振します。
ギターの音を字の如くカオス(混沌)そのものの強烈なノイズの嵐に変化させます。
そしてトレモロ。このトレモロは単独使用はできず、必ずファズと一緒にかかります。
速度調整という便利なものは付いていません。
音の途切れるパターンが2つあるのみです。
その音は極悪というか傷だらけで音飛びばかりしてしまい、まともに聴けない古いレコードに無理矢理針を落としているような壊れた音になります。
壊れかけのレディオではなくこのラジオ壊れてますよ!電気屋さん!!くらいの勢いです。
ただ、このブチブチぶっ壊れトレモロの音は他の機種では味わえない独特の音です。
ていうかこんな音をつくろうとするエフェクターメーカーなんてココ以外ないです。
だって目的がわかりませんもの。ええ。
使いどころは不明ですが、私もこの音が大好きです。
さてさて百b(ry
今回のサンプルはクリーン→Soda meiser→トレモロ1→トレモロ2→カオスとなっています。
なんて阿呆な音なんだ、、。
ノイズ好きにはたまりませんな、、。
続いてShoegazer。これはマル八ブログさん(http://maruhatch.exblog.jp/8983533/)や、代理店のギズモミュージックさん(http://www.gizmo-music.com/?pid=38349318)にも詳しい解説がありますので、そちらを参考に。
という感じで若干逃げて、個人的なレビューを書くと意外と使いやすいんですね。
コレ。今回のわたしのサンプルは爆発的なほぼサスティンフルでマイブラッディな鳴らし方をしていますが、
この動画にもあるように特にTones peaker側はゲインを絞ったクランチ気味のファズトーンもいいんです。
Devi Everの製品をかなりの数持っていましたが、傾向としてかなりの振り幅で歪みが調整出来ます。もうなんかあっちの世界まで行くことも出来れば、歪みを絞ればクランチ、でもって意外と音程感が崩れないでサスティンは無限大。
ただ、ぶっとんだ音が出るだけではなく、非常に実用的な音も出せる上でぶっとんだ音もつくれるのがこれだけのミュージシャンに支持される理由ではないかなと思います。
でも私はぶっとんだ使い方しかしていないのです、、。
わはは!!
というわけでサンプルです。クリーン→Tones peaker→Soda meiser→両方→両方のTXTノブをフル。という流れです。
いかがでしたでしょうか。Devi Ever特集。
個性的でぶっ飛びつつ高品質な音のファズをつくり続ける拘りのあるメーカー。
こういう音をつくり出すメーカーさんがあると音楽が楽しくなってきますね。
優等生ではなく、個性際立つクラスメイトで、でも意外と成績もいいみたいな存在ですね。わかりづらいか、、。
でも、この存在感がオルタナの大御所を引きつけている魅力の大きなところを担っているのだなと強く感じます。
スイッチを踏む時にびっくり箱を空けるような感覚があって最高に楽しいです。
でも、たまにメンバーに怒られます。
ファズの設定には注意しつつ、個性的な音も楽しみながらバンドに取り入れて聴く人に届けられればな〜なんて思います。
次はきちんと金曜日に更新します!きっと。
swimwell 押山
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