おはようございます。
Everyday is like sundayは名曲ですね。というわけで最近Morrisseyばかり聴いているswimwellの押山です。
今ではすっかりオジサンですが、それでも(むしろそこが)かっこいいですね。
来日でもシャツ脱ぎまくりの客席に投げまくりでした。また日本に来てね。
というわけで月に3回〜4回の更新で続いてきたこのブログ。
最初はあまりにマニアックな内容で誰も見てくれないんじゃないか。と心配していました。
しかしながら遂に35000アクセスを突破しました!
凄いのか凄くないのかよくわからないのですが、とにかくたくさん見て頂けるということでこれからもちょこちょこ地道に更新を続けて行きたいと思います。
それを記念して今回はやるやる詐欺だったCD,レコードのレビューをやります。
かなりの量を聴いたのでどれをピックアップするかを大分迷ったんですが、一言ずつ簡潔にどんどん紹介したいと思います。
・Animal Collective/Centipede HZ
もうコレは鉄板ですね。自分の中では期待を裏切らないバンドNo.1です。ギターのディーケンさん復帰の影響もあってかエレクトロポップとも言えそうな前作の路線からロックっぽい生々しい音に変わっています。多分、前作より売れない路線ですw。FeelsやStrawberry Jam の時のような変な音のギターも復活していて、個人的には一番好きなアルバムかもしれません。
・Eternal Summers/Correct Behavior
The Primitivesとか思い起こさせるギターポップバンド。王道の直球勝負なバンドサウンドです。楽曲のクオリティが総じて高く、ギターポップだらけなんですが、その曲調も幅広く聴いていてウキウキして飽きない素晴らしいアルバムです。ちなみにthe primitivesはこれです。↓
曲も大体3分で終わるところはわかってるぜ、コイツらと思いました。
インディー界でヒットした前作に続いてのセカンドです。国内盤も出ました。
前作に比べて大きく何かが変わったというところはないのですが、今回も良質なギターポップの曲が並べられていて何度も聴けます。
・The Swans /The Seer
No New Yorkの激遅ハードコアバンドな印象が未だに強そうなSwansですが、中心人物のマイケル・ギラさんは自身のレーベルを設立して、ソロやったり、デヴェンドラ・バンハートを世に出したり、Swansも続けていたりしています。
前作が個人的にツボで今作も期待していましたが期待通り、いやそれ以上の凄まじい作品2枚組が出て来ました。ビックリ。凄まじ過ぎて気軽に聴きづらいのが玉にキズですがw。
Akron/Familyの人とかYeah Yeah Yeahsのカレンさんとか前記したデヴェンドラさんとか大挙してゲスト参加しています。
音的にはポストロック、音響系(グレン・ブランカっぽいとこもあるような、、。同郷だけに)に初期の重さを足した前作の路線を踏襲して広げた作風で、音が広いといいますかなんていうかブラックホールの中に入っちゃったよ、俺。みたいな音です(どんなだ。)
http://pitchfork.com/reviews/albums/16964-the-seer/
ピッチフォークでもベストニューミュージックになってました。
若干の気合いは必要(曲がやたらと長い)ですが一度聴いてみる価値は確実にあります。
二枚とおして聴き終えた後の達成感は半端ないですw。
・Circa Survive/Violent waves
メジャーから自主レーベルに変わっての一作目ですが、メロディとか曲調が大分大味で悪い意味でメジャー感が漂い始めていた前作に比べて、ダークで重い感じが戻って来てます。1stにプログレっぽさを足したような作風で個人的には復活か、これは!
と思える作品です。
デジタルダウンロードは非常に良心的な価格なので是非聴いてみて下さい。
かっこいい音です。そして相変わらずアンソニーの声がいい。
Here We Go Magic(アルバムもライブもよかったっすねー。)から脱退したキーボーディストが組んだらしい5人組のガールズバンド。Sonic Boom(MGMTのセカンドのプロデューサー、元Spacemen3,Spectrum,あとケヴィン・シールズの友達)が気に入ってプロデュースを買って出たというだけあって、全編に漂うダルくてサイケでポップでキッチュな感じがたまらないバンドです。売れないだろうなーw。売れろーと念じてレビューしています。PVもちょっと変で可愛らしく、こういう感じ大好きです。
WHY?のアルバムに先駆けて発表されたミニアルバム(?)、EP?、まあどっちでもいいです。インディーロックとヒップホップの融解度が更に増していて安心のクオリティです。ペイヴメントがヒップホップのリズムでラップしているという感じがするバンドだと思います。Yoniのラップとメロディは耳に馴染みやすく、とても心地いいですね。後このバンドにいつも思うのですがギターのリフが非常にメロディアスで耳に残るんです。アルバムも楽しみです。
ライブが非常に良いバンドなので、この後のアルバム→来日の流れに期待してます。
とこんなところです。
今月はさらに新作目白押しの来日ラッシュで財布が火の車ですが、楽しい音楽に出会えると思えば安いものです。
ちなみにコレがアッティラさんだ。
あ、顔見えないっすね。んじゃアッティラさんのもう一個のバンドのライブ映像です。
このバンドのドラムは凄腕で有名なHellhammerさんです。
だからなんだ。つうかモヒカンだったんかい。
というわけで皆さんもこの来日ラッシュの機会に一度なにかの海外アーティストやバンドを観に行ってみてはどうでしょうか。
奇跡的に素晴らしいライブに出会えるかも!
そんなこんなで明日はファズフェイス系のアイツをレビューする予定です。
音楽機材レビューに舞い戻ります。よろしくです!
swimwell 押山
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