2012年6月29日金曜日

MOOER Triangle big buff vs 1st Triangle big muff


こんばんは!
Hello,Yuto Oshiyama,I'm guitarist of swimwell from Setagaya.

と初期のニルヴァーナのライブ風に自己紹介したところで始めます。
初期のニルヴァーナのライブは若さ故の勢いが素晴らしく聴き応えがめちゃくちゃあります。元気も元気。
はっちゃけて愛おしいくらいの爆音演奏です。

個人的なおすすめは「Bleach of U4」かブリーチ再発盤のライブ音源です。
ロック好きな人は是非聴いてみてくださいな。片方ブート(海賊盤)だけど。









このギターソロはカート・コバーンさんのギタリストとしてのメロディの参考になります。
自分がライブで暴れてギターを弾かざるを得なくなったのも彼らのライブ映像を中1の多感な時期にみた影響が大きいのです。


で、本題に入ります。

昨今、猛威を振るう中華エフェクターでミニペダルシリーズを中華ペダルとしてはなかなかの値段で出しているパクリっぽくない唯一のメーカー(まぁベリンガーをパクりましたが)MOOERさんのTRIANGLE BIG BUFFをレビューします。

マフオタクの私としては、もうコイツが発表された時点で買うしかないな。
と思いました。ラムズのコピーは数あれど1st muffに絞った製品はなく、しかもマフサウンドでちびサイズ。使える音なら最高じゃないかボードにいれるのにヴィンテージだとでかいし、トゥルーバイパスじゃないし。

また、ネーミングやフォント、見た目もセンスがよいなあと思い(1stの細いフォントを上手に真似して納めている点やカラーリングとか) 値段も7000円程度だったので早速購入試奏しました。

弾きました。驚愕。
マジか。本当か。これは夢か。

ていうかなんなんだ。

というわけで驚いた理由はサンプルサウンドでお聴きください。
録音はいつものようにジャズマスター→POD HD(hiwatt 100)でライン録音です。



私の持っている1st君との対決サンプルです。最初がBIG BUFF 後が1st ヴィンテージトライアングルです。










嘘ですw。最初が1st ヴィンテージトライアングルでBIG BUFFが後です。
つうか気付くかこれ。くらいな音質の違いです。本当に最初は嘘なんですが嘘じゃなくても信じられてしまうような感じですよね、、。
たしかに違います。BUFFの方が音が明らかに若干硬いです。
がパーツの経年変化等を考えるとそこまでの違い(その若干の違いを求めて我々マフフリークはヴィンテージを追い求めるわけなんですがw)はなく、音の毛羽立ちや飽和感を上手く再現しています。

7000円台でこの音は破格です。サイズ的には最強ですしお薦めもお薦めの一押しエフェクターです。マフとはこういうものだとわかりたい方にうってつけです。

なんかMOOERの回し者みたいですがwいいものはいいのです。
値段に関係なく。それを実感しました、、。

http://swimwelltheband.blogspot.jp/2012/09/electro-harmonix-big-muff-pi-1st.html

最新記事にこの記事を含む今までのビッグマフの記事をまとめてみました。
よかったらご覧下さい。

swimwell 押山

2012年6月25日月曜日

electro harmonix Big muff pi 3rd ( rams head 基盤) ラムズヘッド だよ!全員集合(嘘)の巻

というわけで、嘘か誠か、、、。
ビッグマフのレビューです。このマフは見た目は3rdオペアンプ期なのですが、、、、。
実は中身はラムズヘッドというラムズとオペアンプの過渡期にあたるモデルです。


と、こんな感じでラムズヘッドでおなじみのEH3003基盤が使われています。
トランジスタもJマスキスさん愛用のラムズでおなじみでD.A.MのラムヘッドやBYOCのキットにも使われていた(と思います、多分)BC239Cです。

ただオリジナルのラムズとの違いはAC電源を増設したために電流から回路を保護する目的で無理矢理くっつけられたであろう一枚目の写真右下に見える、巨大なコンデンサーを搭載してるのが後期ラムズとの大きな違いです。

一説にはパーツや抵抗も多少変わっているみたいですが、とにかくヴィンテージのエレハモは適当でJさんですらマフは一つひとつ音が違う。みたいなことを言うくらいアメリカンにつくられていますので、まぁ出音はほぼ後期ラムズと同じと考えてよいと思います。

で音ですがいいです。さすがヴィンテージ。自分がイメージしているダイナソーのあの気持ちのよいディストーションファズサウンドにどんぴしゃりです。
(バイパス音はカスだけどね!!)

後々レビュー予定の初期ラムズや1stトライアングル,ronsoundよりもディストーション寄りの出音ですが音がやたらに太くゴーン!という感じで踏むと一気に音圧が上がります。
(ronsoundが近いかもしれないですがあちらの方がローが出て、こっちのがミッド寄りです。若干ですが。)踏んだ瞬間デストロイモードですわい。



ヴィンテージは個体差もあるのでいい買い物だったかなと思います。
顔がラムズじゃないと値段がガクッと落ちますからこの型はお薦めですよ!
(円高の今がチャンス!でも国内経済が心配!)

でもっていつものように適当に録ったデモも上げます。

ジャズマスター→POD HD(plexi 100)→真空管プリ→オーディオインターフェイスのライン録音ですたい。muff君は当然のようにサスティンフルのトーン真ん中、ボリューム適宜というセッティングです。途中色んな意味で狂ってますが気にしないで下さい。



ギターって本当に楽しいですね。
次もJOYO,マフ君の流れで行きます!!

あとアクセスが15000を突破しました、、。こんな趣味全開かつマニアックなブログをこんなに観て頂けていることに感謝です。
バンドの方も新しい展開に向けて必死こいて準備中です。
あとソロの音源(これはちゃんと真面目に弾きます!!いや、デモが真面目じゃないわけでないですが。)はバンドよりもフットワークが軽いので発表できたらなあーとか思っています。もし、興味があれば聴いて頂ければと思います。

ではでは良い夜を!

swimwell 押山


2012年6月24日日曜日

JOYO JF-04 JF-17 (JOYOのおっきい黒いヤツ)の巻


こんばんは!
が、最近JOYOが足りてねえぞ、コラ!!という声が聞こえるので(すみません、全然聞こえてないですね)。JOYOのでかくて黒いディストーション二機をレビューします。

骸骨のデザインがド派手(でダサイ)なJF-04 Highgain distortionは マーシャルアンプ、特にJCM900などの現代的なマーシャルサウンドをターゲットにAC/DCからメタリカっぽい音までつくれてしまうという代物です。
で、出音ですがたしかにマーシャル系のハイゲインディストーションで歪みの幅も広く、ディストーションサウンドが中々幅広く出せます。
扱いやすいので初心者のエフェクターとしては◎な感じです。でもオーバードライブ的なサウンドはあんまり出ないのでAC/DCは厳しいかもです。

もう一方のJF-17 EXTREME METALは某EH社のメ◯ルマフのガチパクリですw。
これは本家も持っているので間違いないです。
音同じ過ぎだろ。いかんて、いかんてー!!!と思いました。
最早サンプルサウンドなんて某EH社のものでいいんじゃないかくらいのもんです。
恐るべしJOYO。そしてどうしたらここまでデザインがださくなるんだJOYO。

てなわけで今回もサンプルを適当に録ってみました。
レスポール→POD HD(hiwatt 100)でライン録音ですたい。

まずハイゲインの方。


大きい個体なためか若干値段が高い(といっても3000円台ですが)ですが、まあこの値段でこのクオリティの音は凄いです。適当に録りすぎた感がありありですが出音の雰囲気はかんじてもらえるのでは。

で、メ◯ルマフです。






下は本家です。

もう笑うしかないですね。あ、あと久しぶりにメタルっぽく弾こうとしたらできなくなっていてショックでした、、。スレイヤーをコピーしていたあの日の情熱はどこへ、、。

明日は変わり種のヴィンテージマフをレビューします!
がんばった、オルフェーヴル!!さよならー


P.S 両方ともトーン関係のつまみの可変幅は広く、デモでは12時ですがドンシャリったりして、色々遊べますよ。

swimwell 押山

2012年6月20日水曜日

ronsound hairpie classic

こんばんは!お久しぶりです。
マフ系をがつがつレビューすると言いつつ、仕事の多忙ぶりに放棄していました、、。
しかもシューゲイザーで現実逃避していました。

クロスビートのシューゲディスクガイド 200のほぼ全てを聴いていたことに驚愕しました。恐ろしやー。


でもって今回紹介するのがこのエレハモの歴史研究家でもあるロンさんが渾身の力を込めて制作している(はず)昔のラムズをモチーフにしたマフクローンがこのhairpie classicです。でもってこのhairpie,あの世界屈指のマフオタギタリストのJ.masicis仙人が最近のインタビューでお気に入りに挙げていてオーダー待ちも凄いあり、とにかく音が良いものということで買ってみました。

先日ヤフオクを見ていたら20000円以上の値段がついていてビックリですが、13000円ほどで直接購入できます。でも待たされます。

Jさんのお墨付きということもあるのか私は注文して、送金後2ヶ月待たされました、、。
おーい。いつ送ってくれるのーとメールを何度もしてしまいました、、。
せっかちはダメですね。 でも無事に届き、サウンドを出すことができました。

そのサウンドは、、、、。

実に忠実に扱いやすくヴィンテージなマフの音色を再現した素晴らしいものでした。
ダイナソーやマイブラ弾くにはもってこいです。

あとヴィンテージと違ってトゥルーバイパスなのは非常によいです。
これはマフコピー全般に言えますがヴィンテージは通しただけで音が枯れます。
しかもあまりよろしくない方向に。なのでronsoundは非常に実用的ですね。

特にトーンの利き方やファズっぽい適度な飽和感といいますかブチブチがあるため、とても弾いていて気持ちがよいです。中音域の膨らみ方がとてもいい味を出しています。

でもってやっぱり爆音で鳴らすのがいいですね。
そしてこんな音ですからトランジスタはNOS(New Old Stockの略、デッドストックの意味)かなあとか思ったのですが中を見ると、、、。


そんなこともなく、高品質なパーツを上手く使ってこの音質に仕上げている感じです。で、驚いたのはトランジスタ。マフ系で初めて見たんですがMP2222Aというものが入っています。ごく一般的なトランジスタのようなのですがコイツが肝なのか非常に歪みがスムーズです。

まぁ百聞は一見にしかずというわけですから、サンプルです!


ジャズマスター→POD HD(Super lead 100)→ハーピーで録りました。
トーンは最初が真ん中、次が左に一杯、そんでもって右に一杯、で真ん中に戻るという感じです。トーンを上げるとかなりヒステリックな歪みかたになります。


で同じセッティングでトーンを真ん中にしてマイブラっぽく弾いてみました。
リバーブとか一切なしですが中々に近いサウンドではないでしょうか?
弾いていて楽しい、、。

というわけで今回はronsoundのhairpieでした。
J仙人が気に入るのもわかるクオリティでした。また、ライブ時の持ち運びや壊れにくさ等を考えるとこういう良質なヴィンテージコピーは人気が出るのもよくわかりますね。

めちゃくちゃ待ちますがお薦めの一品ですよ。

swimwell 押山

2012年5月29日火曜日

electro-harmonix Tall font Russian big muff pi

ドゥーミーこんばんは。
今回は予告通りのマフさんをレビューします。

最近ではレナンドカフhttp://shop.plaza.rakuten.co.jp/ninevolt/diary/detail/201103140001/でもコピーされ、機材をパクられる前のsonic youthのサーストンさんも愛用していたっぽいビッグマフのロシア産の初期、通称(?)地雷マフです。

何故に購入に走ったかというとhirockさんとのセッション時にその超絶な低音に魅かれ、安かったら欲しいなあという病気が発生し、レナンド買うより安けりゃ良いやと入札してたら落っこちていたというやつです。

しかし、買ってからビックリ。コイツはいいです。
なにがいいって、やっぱりセッションの時も思いましたが馬鹿げた低音が最高です。

ブモー、ブゴーっと腹に響く低音が轟きます。
鳴るというより、轟くんですね。

で、まあ現在のBass big muffの基になってますし、この低音を求めて欲しがる方もいますから、ここまでは予想通りと言えばそうなんですが、トーンを上げた音も意外に使えるといいますか、非常にスムーズながらも適度にバリつく絶妙な音色が表れます。

でサスティンは阿呆なほど伸びます。ビッグマフ系共通ですがコイツは低音が常にまとわりつくのでそこが独特の持ち味で心地よいんですね。たまんねえです。

と、まあ百聞は一見にしかずというわけで音録りました。
一発録りなのでミスはお許しを、、。あくまで参考程度ということで、、。




セッティングはフェンダーのジャズマスターのリーラナルドモデル→ロシアンマフ→pod HD(hiwattのシミュレーター)→ オーディオインターフェイス(tc electronic)です。

でツマミはディストーションは全開(コレは基本ですね、多分)。
ボリュームは適宜(たしかちょっと音が大きくなるくらいなので12時周辺)
トーンと音色は最初はクリーン→9時→12時→全開→9時(ちょっとだけ)→ゼロ →クリーンです。トーン0時のドゥーミーな感じはたまりません。

ズズーンとやなこともまとめて沈める程の低音です。

録音はラインですがPOD HDは凄い奴です。こいつは生だ。という音で録音可能です。
はっ!PODのレビューじゃない!でもHDいいですよ。

下手にモデルが多くない分扱いやすく、マイクプリにもなりますし、マイクのセッティングのシミュレートも秀逸です。

買って録音した時にマイク録りには適わんだろうと思っていた宅録オタクの私は若干へこんだほどです、、。いやあ、便利、便利。XT辺りまでに感じた薄さもないですし、なんといってもエフェクターかましてもリアルに鳴るので本当重宝してます。

というわけで今日はロシアンでしたが、まだまだ行きますよ、ええ。
コピー品も含めてがっつりと野菜マシマシな感じで。

でもあんまりバンドでマフは使っていなかったりします。
マフは趣味ですね、私の。ええ。

swimwell 押山

2012年5月23日水曜日

MOOER Ana Echo


こんばんは!

予定よりも更新が遅れました、、。しかもエフェクターの名前間違えたよ、、。

やってしまったよ、、。オーマイゴッド!!!

てなわけで最近市場を賑わす中華エフェクターの中でパクリっぽくないペダルをつくっている企業(まぁベリ◯ガーをパクるという神業してますけどねw。)MOOERのミニペダルシリーズのアナログディレイの紹介です。

単刀直入にいいますとコイツは使えます。
サイズも小さいですし、音が太いです。値段を考えると恐るべきコストパフォーマンスです。

実際に最近買った新製品のディレイの中でもかなりの出来だと思います。
出音としてはDM-2と比べるとやや硬いもののアナログディレイらしい太いリピート音で帰ってきます。感触としてはメモリーボーイの音と近いでしょうか。

で、あれよりも音が太めで男らしい感じですね。その分、AD-9のkeeleyモディファイやmaxonのきらびやかさはないですが、でもアナログらしい感触の質感があります。

でもコイツでぶっ飛んだのは普通の使い方での音の良さもさることながら発振がやたらに元気で凶暴だと言う点ですw。

恐ろしいくらいぶっとい音で発振します。もはやノイズマシーンの域です。
その音たるやkorgのmonotron delayに匹敵するくらいの勢い。

まぁ百聞は一見にしかずということで音を録りました。
ギターは恐ろしく適当に弾いたのでプレイはグダグダですw。

だって発振させたいのだもの!

では、どうぞ、、。



録音環境は1000円で買って改造したタウダー(笑)のストラト(ピックアップはCarvinのシングル型ハム)→ディレイ→ZTamp LunchboxでZoomのH4nで録音後に軽く音量調整程度にミックスしました。

もうなんなんというくらいステキに発振してくれます。
噛み付くばかりの勢いでビックリで素敵なディレイです。
前半はクリーントーンに薄ーくディレイで中盤が発振、後半が深めにディレイをかけたセッティングですが、どれも中々クオリティが高いサウンドです。

欠点と言えば調子こいてツマミを上げるとすぐに発振したがるところでしょうかw。
でも長所でもあるので私は大好きです。今は少し値段が上がっていますが、それでも信じられない爆安価格かつデザイン的にも箱と色とフォントが奇麗にまとまっていて、JOYO様よりもクオリティが高いと思うんです。

このサイズで様々な歪みやリバーブなんかも展開しているのでいつかは手を出してみたくなります。このシリーズは今8000円くらいでしょうか。たしか。

今までのデジタルディレイに飽きた人は試してみる価値のあるいいエフェクターです。
ぜひ一度この発振の気持ち良さを味わって欲しいです。

次の更新からはついにマフ系をガツガツレビューします。
らーめん二郎なみにがっつりいきます。



swimwell 押山

2012年5月19日土曜日

裸のラリーズ

こんにちは!
ファズの買いすぎで大変なことになっていますswimwellの押山です。
でもいいんです。俺の稼いだ金じゃー!と開き直っていますw。

財形貯蓄とレコード集めとギター関係とクレジット払いで毎月ひーひーです。

手元にお金がないんだぜ!(キリッ


良い子の皆はこんな大人にならないように気を付けてね!

でも今日は良い子の皆の為に日本の伝説的な素晴らしいバンドを紹介するよ!

「 裸のラリーズ 」というバンドです!

このバンドは全世界的に見ても、かなり早い段階でポップミュージックにフィードバックとディレイの嵐を被せて演奏していた凄いバンドなんです。

時は遡ること40年くらい前、1970年代に水谷さんという方を中心に(というか時期によってメンバーは水谷さん以外は流動的なので実質ソロプロジェクトのようなものでしょう。)このバンドは生まれました。
多分ブルーチアーやヴェルヴェットアンダーグラウンドの影響からでしょうか、それを過激に発展させて、ギターにファズをつなげて馬鹿みたいな音量で演奏して、呟くように唄い、さらに唄にディレイをかけるという2010年代の今でも、え!?と思うような人がたくさんいるような手法で音楽を奏でてていたバンドです。



この時期の日本のバンドは海外のマニアの間でも非常に評判が高く、過去にインタビューでマイブラのケヴィンさんや面白いところでは元システム・オブ・ア・ダウン、現Scars on Broadwayのダロンさんも、その音楽性の素晴らしさに感銘を受けているという発言があるほど後世になって評価を得た希有なバンドです。

実際に現在も再発が行われているのは日本ではなく海外が多く、様々なレーベルから多くのレコード、CDが出ています。

日本でも熱狂的なファンが多く、私もこのバンドのことを知りたいと思ったときにThe Last One さんというサイトがとにかく詳細にラリーズについて書いていらっしゃったので熱心に見ていたことを思い出します。私の簡潔な説明より詳しく知りたい人はこのサイトに行ってみて下さい。今はブログ形式で新しい音楽についてもレビューされていますがオルタナ/サイケ/ドローン/ノイズという単語に反応する人にピッタリの音を取り上げられていますので是非行ってみて下さい。

この頃の日本のバンドは本当に海外の音楽をダイレクトに受けつつ、日本的な解釈でレベルの高いことをやっていた人たちが多かった様に思います(まぁ今話に出るという時点で当時もかなり上のレベルでやっていて、埋もれていったバンドと違うということなんだと思いますが。)現在も激しいライブとその思想や音楽知識で有名な灰野さんも、キャリアを始めたのは、このラリーズと同じ時期です。


自分の師匠もそうなんですが寺内タケシさん(ギターインストの神)等、60年代〜70年代からキャリアを持ってる、または持っていた人は今のように情報や機材がなかったのもあるのですがインタビューなどでギターや音の本質に触れて音楽に向き合っている感じが凄くあるなと感じます。

今は機材もありふれ、簡単にぱっと聴くとよい音が出せます。
でもそれでは芯のところには触れられないのです。灰野さんがインタビューで「まずは生でギターを弾いて、その倍音を感じて、どう音が歪むのかがわかってからファズをつかうべき」と言っていたのは本当にその通りだと、今、自分もギターを弾いていて痛感します。

で、この裸のラリーズも倍音、生音関係ないだろくらいにピーガーしているのですが、その辺りをわかっての爆音、轟音だから今でも伝説なんだと思います。

バンドの存在自体もミステリアスで掴みどころがないのもその一因だと思います。なのでハマると抜け出せないのですねえw。

では、そろそろ、伝説のバンドのラリーズの音を聴いてみましょう。

これは解説ですがこのコメントからもかなり異端なバンドであったことが伺えます。


どうですか?異端な香りがバリバリですねw。

でもよく聴くとコード進行やメロディは当時の日本のフォークやロックのスタンダードに沿っていて、奇麗なんです。暗いですが。

で、初めて聴いた高校生の時はシューゲイザーど真ん中だったのでそれはそれはビックリでした。

日本でこんなに早くシューゲっぽいことが行われていたなんて!

ジザメリより遥かに早いじゃないか!と。


で、実際にラリーズを聴き込むつれ、ジャン・コクトー(詩人)に影響を受けたと言われる詩やメロディの魅力や轟音でない音源の儚い感じも好きになり、本当に凄いバンドがいたのだと日本も凄いなとおもうでした。詩に関してはあまり詳しくない(コクトーとかイェイツとかキーツあと画家のクレーの詩集くらいしか読んでないんですね、、。もっと掘りたいです。)のですが、そんな自分でも興味をひかれる魅力ある歌詞です。

で、それと同時に思ったのは批判的な見方かもしれないのですが、最近の日本のバンドが面白くないなと感じるのは(いいバンド、好きなバンドも山程いますが某ロ◯ノンJAPAN系の人たちはあんまりなんです、、。)日本のバンドに影響を受ける。そのバンドに憧れて音楽をやる。で止まってる人が多く、またその人達の方が商業的にはわかりやすいが故に動員やCDも売れる、で有名になってハコ(ライブハウス)をおさえられるという構造が根付いてしまったのが一因かなと感じます。

当時の人たちは情報が少なかったこともあってでしょうが、範囲は狭くても深く音楽を聴いていたことがレコード屋さんの店長さんや私の師匠や灰野さんのインタビューでも伺えます。どんどん掘り下げていって自分の音に辿り着いているのです。

でもたまーに先入観はよくないと思い、ロ◯ノンJAPANとかも読むのですが、残念ながらそこまで深く掘り下げた上でこだわりを持っていると感じられるバンドは見つかりませんでした。(当然、音も聴きました。)

なにも音楽に限ってではありません。昨日warsawでくだを巻いた時にも話してしまったのですが表面的なものをかすめとっただけで自分のものとしてしまっているバンドや自称音楽家がやっぱりいます。そんな人がいてもいいですし、考え方は人それぞれですが、やるんだったら台湾の透明雑誌くらい愛を感じるくらいの直球な拘りでやりなさいよ!と言いたくなります。


楽しみ方はそれぞれで好きにやればいいのですが、売れなくても、なんでもいいから拘りや思想、生き方の深さが表れる音を奏でるバンドにもっとスポットが当たって欲しいなと切に願います。(なんでS◯◯ai ◯o ◯w◯riとかが武道館なんだよと思うのですw。)

monoというバンドが日本にいますが彼らは日本よりも海外の方がCDも売れているらしいです。日本人は日本にこんなに素晴らしいバンドがいるのに見ていないのです。



これは勿体無いですし、仮にこのくらいの素晴らしい音楽性があったとして海外に行ってやってみようという覚悟や資金がないために消えるバンドも多かったと思うのです。
実際対バンしていてもこのバンド無名だけど凄いぞ!という人たちがたくさんいます。

で、たまーにイベントとかで観るバンドで何でこいつらプロっぽくふるまってんの?
ってバンドが多いです。

その資金や覚悟がない時点で仕方がないだろうという意見も至極当然ですが、彼らにほんの少し今よりスポットが当たれば、資金や覚悟もできたんではというバンドもあるかななんて感じます。

音楽やアートを好きな人はその好きなことを絶対に掘り下げた方がいいです。ジャック・ホワイトも言っていました。

本当に色んなことが学べ、体に染み込んできます。
これは間違いないです。人間を深くしてくれます。

swimwellという自分がいるバンドはその辺りもしっかりこだわりつつ、やる側も観る側も楽しいバンドになっていきたいなと思っています。

幸いメンバーに本当に恵まれています。本当活動が楽しいですw。
まだまだ準備段階ですがいつかはしっかりとした形で姿を見せられるバンドになりたいなと思っております。

と今日はそんなお話でした。ちなみに今日ラリーズのことを書いたのは現在Phoenixというレーベルが素晴らしいリマスターで音源を再発していて、音質的にもくぐもってwミステリアスだったラリーズの姿がよく見える様になったからです。お薦めですよ。ついでにフラワートラベリンバンドのリマスターアナログ再発もいい感じだったので一緒に買っちゃえw!あ、リンク先は海外ですがamazonでも買えます。


http://www.theraremusicshop.com/phoenix-records-nproducts6curpage-2-6-c.asp


夜にはMOOERさんのana delayをようやくレビューする予定でいますw。

お楽しみに!

P.S
ブログのビューがとても伸びていて嬉しい限りです。
観て下さった方、本当にありがとうございます。

swimwell 押山