2012年11月20日火曜日

OUR FAVOURITE SHOP is my favourite shop




というわけで今回は予告通りにいつものエフェクターレビューではなく、たま〜に行う音楽の話での更新です!

その昔といっても数年前ですが、M-ONでこんな番組がありました。

深夜のロンドン。
ここはノッティング・ヒルはポートベロー。
今夜もまた、閉店後の誰もいないジャンクショップの片隅で
売れ残り人形、ポル&タルボのVJタイムが始まる。

ダッ〜ダ、ダダン、ダッダッダッダダダ

という始まりで数々のUKの名曲を中心に様々なロックミュージックのPVを紹介していたのが今回のタイトルにした“OUR FAVOURITE SHOP” 通称OFS(オフス)という番組です。

ちなみにこれがポルとタルボ。

POL

TALBO

この二匹の動物(ちなみにサルとパグ犬)とその仲間達がボケやツッコミ、音楽小話を交えた楽し過ぎるトークを挟みながら新旧問わず様々な音楽を紹介して行くというめちゃくちゃ楽しい番組なのです。

そんでもって、その当時番組のホームページ(http://www007.upp.so-net.ne.jp/ofs/allthoseyearsago.htm)やこのブログの記事(http://ameblo.jp/linxtom/entry-10550828102.html)にもあるようにただ音楽を流すだけではなかったので独特の魅力に溢れていました。なんか音楽専門でマニアックなハッチポッチステーション的なねw。

で番組から派生したDJイベントが定期的に行われていたり、来日アーティストとタイアップしてたりとか、視聴者参加型の企画やグッズ(デザインがかっこいいんですわー)etc,音楽ファンがワクワクするようなことをたくさんしてくれた番組なわけです。当時、高校生〜大学生だった私はそんなOFSに夢中でした。


この番組のおかげで様々な音楽を知りました。
番組を観るまではJAMの人くらいの認識しかなかったポール・ウェラー。


スタイル・カウンシル〜ソロの流れを知って、その名曲の多さに感動したのもこの番組でした。この間の来日も素晴らしかったっすね。

あとは私の人生を変えたと言っても過言ではないMy Bloody Valentine





この番組でSoonのプロモを観て、後戻りできなくなりました。
人生狂っちゃったよ!どうしてくれるんだよw!!

で、上のTALBOさんがゴー、ゴー、グラスゴー!というコーナーを持ってまして、そこではグラスゴーの素晴らしいギターポップを知りましたね、、。


このバンド、一番好きでした。ちなみにOFSで流れていたのはI'll see you sometimeという曲なんですがようつべになかったなあ、、。



あと豚君というマンチェ好きなマンチェ豚がいましてですね、今年のフジの再結成ローゼスは観たのかな〜。とか思ったり、、、。


音楽に関する様々な知識や思い出をつくってくれた本当にいい番組だったわけなんです。
私の青春の半分はOFSで出来ていたくらいなもんです、、。

で、まぁ番組が終わってからもイベントがあったり、メルマガやブログが続いていましたがいつの間にかなくなっていて、私も忘れかけていました。

そんなところに私のメールボックスにPOLからのメールが!
どうやら番組の復活に向かって動いているとのこと。

で当時のことを色々思い出して記事にしてみました。
ここのマニアックなエフェクターの記事を読んでくれる方々もきっと気に入る番組であろうOFS。








早くばっちり目を覚まして再開して、こんな感じで↓音楽を紹介して欲しいものです。


twwiter上では既に目覚めていて、色々音楽のこと、OFSのことをPOLとTALBOが呟いています。

https://twitter.com/pol_ofs  
https://twitter.com/talbo_ofs

鮫島先輩(HR/HM専門のサメ)復活!!?






というわけで俺も一曲紹介します。


HammockというバンドのAll is dream,Everything is realという曲です。
水晶みたいに澄んだ音色のギターが幻想的な素晴らしい一曲です。秋の夜長にピッタリで眠れない夜に夢を見たい人にはおすすめです。ここ最近でガツンと来た一曲です。
コクトー・ツインズやらスローダイブが好きな人は確実に気に入りますし、買って損のない素晴らしいバンドです。

今度は何を書くか決めていないですが11月中にもう一回更新します。

また覗いてみて下さいね。

swimwell 押山

2012年11月15日木曜日

sitori sonics harem fuzz



こんばんは!
今回紹介するのはsitori sonics harem fuzzです。
何故、今回コイツを紹介するのかといいますと、今月の頭に来日公演でいい意味で変わらないノイズとフレーズを奏でてくれたサーストン・ムーアさんの愛用のファズだからです。



色違いではありますが中身は同じ物と思われます。
公式ホームページにも堂々とサーストンとMogwaiのスチュアートが使っている旨が書かれています。

こりゃあ手に入れるしかねえ!と去年入手して、今回久しぶりに引っ張り出して弾いてみました。



で、このファズの出音なんですが、いわゆるビッグマフ系の音です。

上の写真の内部画像でもわかるようにモールドされてはいますがトランジスタが4発で多分回路も似ているんじゃないかと思われます。

ただ、本家に比べると弦の音の粒立ちが良く、余計な低音がないのでスッキリとした扱いやすいディストーションに近い感じの音です。

またトーンやノブがどの位置でも使えない音や耳に痛い音になることはなく、どこの値でもいい音で鳴ってくれます。

この辺りがブティックっぽいところですね。

ただ、いい音ではあるのですが、私が馬鹿みたいに暴れるファズが好きなこともあり、若干暴れ方が足りない優等生という印象でメインにはならなかったです。

なんですが見た目がカッコいいのと、音自体はいいよなーと言ったところで手放すことができずに今も持っているというわけなんです。

というわけでサンプルサウンドです。






最初の音源はサーストンさんのセッティングとほぼ同じ値、2つ目は歪みの値を若干抑えて録音しました。

音を聴いてもらえるとオルタナ/ポストロックをやる時のメイン歪みとしては非常に優秀というか気に入る方が多そうな音色です。以上、優等生なオルタナファズの紹介でした。

土日にエフェクター以外のネタで更新することを目論んでいます。

やれんのか!!

swimwell 押山


2012年11月11日日曜日

electro harmonix Bigmuff 80's EH3034





こんばんは!
大分、間が空いてしまいました。今回は初心に帰るということで久しぶりのビッグマフレビューをやりたいと思いmuff!!

ファズもタモリ倶楽部でも出てくるくらいにポピュラーになりました。
いい時代になったものです。(多分。) 私も頑張ります。

今回のビッグマフは80年代の物で3rdと呼ばれる第三期の物となります。

ビッグマフの変換の歴史は何度か紹介させていただいたここに詳しいですがざっと軽く説明すると、

1st トライアングル→2nd ラムズヘッド→3rd→オペマフ→エレハモ潰れたのでロシアで生産のマフ(ビッグマフ2、緑マフ、黒マフetc)→リイシュー初期型→現行。



という流れになるかと思います(間違ってたら教えて下さい、、。)。

そんでもって今回紹介するのはタイトルの通りオペアンプの後ろか前かちょっと微妙な多分80年代の初期のものであろうマフの紹介です。

この個体の特徴は基盤がEH3034という型番で若干小型化されていて、現行のリイシューモデルの基となっているところでしょう。

で、現行にはないトーンバイパスのスイッチがあり、このバイパスモードの太い音は結構迫力があり、病み付きになること請け合いです。

音の方はディストーションよりのファズでミッドレンジが出ていて、現行よりはモーモーしないところが特徴です。

ラムズ程の毛羽立ちや主張はありませんが、その分、扱いやすいサウンドでプレミアもそこまで付いていないのでマフに興味を持っていて現行に飽きて来た人にはお薦めです。

そんなわけでレッツサンプル!!
今回はジャズマスター→hiwatt100のシミュ(POD HD)→マフでつなぎ、マフの設定は
最初がサスティンフル、トーン真ん中→トーンフル→トーンバイパスの順で録音しました。



がっつりピッキングをミスったところがありますが、どうかご勘弁下さい、、。
トーンバイパスのむちむちした独特の音と音圧が、この時期のmuffの特徴ですね。

中古相場では15000〜20000円くらいでしょうか。
比較的手に入れやすい個体かと思うので気に入った方は試奏とかしてみるといいと思いmuff!!

来週は10月終わりから11月の頭に観たライブの感想やらなんやらを書いて更新する予定です。


よかったら、また覗いてください!